恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズのレビュー・感想・評価
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ほろ苦ラストが最高
全て好きな映画でした。
ミッシェル・ファイファーの美しさと
ハスキーな歌声、ジェフ・ブリッジスのダメオトコ感…全てお洒落な雰囲気に浸れます。
ラストの上手くいかないホロ苦い感じがまた良い映画です。
なかなか良作
ブリッジス兄弟に、ミッシェル・ファイファーが出てたところで。
なんとなく恋愛ものなんだろうな、と思ったけど。
ピアノマン兄弟の絆や成長が、しっかり描かれてるのが。
今にも通じる。年代を感じさせない。
劇中の曲も、シックだし。
邦題タイトルが若干引いちゃってたけど。
単に恋愛もので終わってないのが、粋。
ファビュラス!
シアトルで、
Jazzピアノのデュオを組む
ベイカー兄弟の物語。
兄のフランク(ボー・ブリッジス)と
弟のジャック(ジェフ・ブリッジス)の
”ファビュラス・ベイカー・ボーイズ”
今は、かつての栄光も消え
ホテルのラウンジで
その日暮らしの演奏をして
暮らしていたが
このままでは いけないと思い
起死回生を狙って
女性シンガーの募集をかける
何人かが、
オーディションに来たが
音楽センスのない女性ばかり
「シュールな体験だった」と
中止をしようとしたところへ
30分遅刻で
ブロンド美女が入って来て・・
名前は、スージー・ダイヤモンド
(ミシェル・ファイファー)
ガムを噛みながらの彼女に
フランクが、態度が悪いと
文句を言うが
「モア・ザン・ユウ・ノウ・・」
を歌い出した瞬間
スージーの歌声に惹かれ
採用決定!
新生「ベイカー・ボーイズ」が
スタートする。
そんな感じで
展開する作品。(#^.^#)
大好きな
ミシェル・ファイファーの
ステキな歌声と
艶やかな
美しさが堪能できますよ。
特に、ピアノの上で
「メイキン・ウーピー」を歌うシーン
最高です💖
ブリッジス兄弟も
説明要らないですね(^^)/
ロマンチックで
スタンダードな曲も
いっぱい楽しめます。
ショービジネスの厳しさ
心の在り方も教えられました。
絶望から再生の物語
前半は大人のラブストーリーかなと観ていましたが、
中盤から他の人との絡みで、自分を見つめ直し、
絶望から段々と自分を取り戻し、再生していく物語でした。
ミシェル・ファイファーのスタイル抜群!
ピアノの上でのシーンは色っぽかった〜。
大人な
落ち着いた色気のある作品でした。シアトルって今でこそAmazonやスタバのある洗練された都市のイメージが強いのですが、本作が作られた時はどんな雰囲気だったんでしょう?生の演奏は贅沢に感じるのですが、昔は普通だったのかな?J・ブリッジズがカッコ良かった。
デイヴ・グルーシン
フランクとジャック、ピアノ連弾のジャズコンビ。兄は後頭部の薄毛が気になってスプレーをかける。実際の兄弟だけに似ている二人・・・彼らが奏でるジャズも渋いけど、デイヴ・グルーシンの音楽には最初からひきつけられてしまう。
フランクは家庭を持っているためスージー・ダイアモンドとは恋愛になりそうもないが、ジャックは独身。フランクはジャックに釘を刺す。「一晩限りの女じゃない、仕事のパートナーなんだ」と。それくらい大切な存在となった。しかし、大晦日のカウントダウンの後・・・
寝てしまったことが引き金となって、兄弟もぎくしゃく、スージーはCMガールにスカウト。ジャックが場末のバーでコンボジャズに参加するなんてところは気持ちがわかるなぁ~♪
恋の行方も気になるところだけど、兄は堅実そうだし、ピアノ講師だけでも暮らせていけそう。そして弟はタバコの吸い過ぎだし、破たんしそうな生活で寿命も短そうだ・・・仮にスージーとうまくやっていけても彼女も破たんしそうだし・・・ううむ。想像すると、それほど気持ちいい終わり方じゃないな・・・恋がどうのこうの言う年齢でもないだろうし・・・
大人の恋にはJAZZが似合う
JAZZの持つブルーな雰囲気と物語がフィットしている渋いラブストーリー、年配のノスタルジックな感覚かと思ったらスティーブ・クローブス23才の時の脚本と言うから驚きだ。そういえば「ララ・ランド」のデイミアン・チャゼルも30くらいで作っている、JAZZには不思議な魅力があるということだろう。誰だって年頃になればラブストーリーの一つや二つはあるだろうし、人生は健全な美男美女ばかりが主役ではない、陰のある男女の飾らないラブストーリーが何故か胸を打つ。
スージーの歌はミシェル・ファイファー自身が唄っている、選曲などは彼女の音域に合わせてミュージシャンがアドバイスしたらしいが芸達者ぶりが伺える、ただピアノの上で歌うのは絵的なインパクトづくりなのだろうが頂けない。
出番は少ないがジャックに寄り添う愛犬がいい味出している。兄弟愛もテーマなのだろうが兄が堅物でよかった、スージーとの三角関係なら興ざめだったろう。地味な話を拡張高く保てたのは音楽監督デイブ・グルーシンの大人のセンスかもしれませんね。
レーザーディスクを持っている。好きな映画だったんだろう。なのに内容...
レーザーディスクを持っている。好きな映画だったんだろう。なのに内容をさっぱり覚えていない。J・ブリッジスは好きな俳優だが、思うにM・ファイファーの○○○シンボル的な色香にやられたんだろう。とんだエロガキだ(笑)
今回再見して本作の素晴らしさに初めて気づいた。なんと哀愁漂う、余韻に浸れる良い映画か。
登場人物それぞれの関係が機微細やかに描かれている。加えて音楽の素晴らしさ。見終えた後なんとも心地よい雰囲気の中に。
もっと多くの人に触れて欲しい素晴らしい作品です。
JAZZじゃない…けどなにか
兄弟ピアノデュオ
ピアノ2台ってあんまり効率よくないよな~
低音が欲しいでしょ
どっちにしても、毎日同じ曲アレンジでやってる人
よくやってるな~聞いててもつまんないし とは思う
でもその日限りのライブを楽しむのがミュージシャンだろ
JAZZだJAZZじゃない ていうんじゃなく
兄弟はむずかしい、、、と ビリーバンバンも言ってた(笑)
☆☆☆★★★ 原題 ファビュラス・ベイカー・ボーイズ この作品に関...
☆☆☆★★★
原題 ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
この作品に関して言えば、その基になった作品がLDで発売されており。(調べたらDVDも有った)厳密に言えばリメイク作品では無いのだが、その題名が…。
ファビュラス・ドーシーズ
DVD日本盤題名『ドーシー兄弟物語』
ジャズ界の巨星トミー・ドーシーとジミー・ドーシーの兄弟。この2人が実際に主演で演技をしている。
1人の美人シンガーを、兄弟2人が奪い合う…とゆう内容が『恋のゆくえ…』と重なり合う。(過去に1度鑑賞済み)
当時この兄弟は、ジャズ界でも有名な犬猿の仲と言われていたらしく。その共演自体がニュースになったらしい。
世間に対して、仲違いを解消しました…的な発表を映画出演で果たしたのだろうと推測される。
ところで『恋のゆくえ…』には、様々なオマージュが散りばめられており。その際たる場面が、『ピクニック』のウイリアム・ホールデンとキム・ノヴァックが踊る♫ムーングロー♫の場面。
ご丁寧にも、ミシェル・ファイファーの腰が砕ける仕草まで再現していて楽しい。
他にも、1930年代のミュージカルスター、エディ・カンター(勘太)の代表曲♫メイキン・ウッピー♫を、ファイファーがピアノの上で歌う場面。往年のミュージカル作品では、度々ピアノがステージとして活用され、歌ったり・踊ったりとの場面が有った。そんなところは、ミュージカル好きとして思わず嬉しくなってしまう。
オーディション場面のスピーディーな編集・♫君の瞳に恋してる♫等の有名曲の効果的な使用。名曲♫フィーリングス♫をファイファーがこき下ろす台詞等のユーモア等。楽しい時間が過ぎて行く。
ただ1つだけ終盤に残念な場面が…。
撮影監督は名カメラマンの、ミヒァエル・バウハウスなのだが。兄弟喧嘩の場面で、カメラマンが画面にガッツリと映り込んでしまっているのが…(-.-;)
現在ならば、チャチャっとCGを駆使して消してしまえるのだろうけど。
監督のスティーブ・グローブスには将来を期待したのだが、その後鳴かず飛ばず。
何故ハリーポッターシリーズの脚本家となったのかは不明。
何とかもう一花咲かせて欲しい!
取り敢えず、『恋のゆくえ…』と『ドーシー兄弟物語』の円盤のセット販売を切に望む(–人–)
旧みゆき座
エッチだなぁ
ミシェル・ファイファーって、自分的にはあまり好みの感じではなくって、なんかキツイ感じにこれまで思ってたんですけど、この映画で彼女の魅力が分かった気がしましたね。
いやぁ、観た方は分かりますよね、あの場面の彼女のエッチさ。参りましたね、ほんと。
ちょっとトレンディ・ドラマ風な感じがして、個人的にあまり好きな感じじゃない80年代風(特に音楽!)が漂ってるんですけど、でも、さてこの映画を好きか嫌いかって言われたら・・・なんか好きって言っちゃいそうな自分がいますね。そしてそこに微妙にダサかった自分を想起するような気恥ずかしさが混じってしまうところが、この映画っぽい気がします。
よかった
ジェフ・ブリッジスがニヤニヤしてちょっとピアノを弾くだけでとてもかっこよく、生まれ持った才能に恵まれており、苦労している割に生活苦ではなさそうで非常にいけ好かないお話であった。音楽もあまり好みではなかった。
この映画で一番シンパシーを感じたのは、オーディションで失笑されてダイナーで働いている鼻もひっかけられない女だった。
曲がイイ!
公開時以来、BSでの2回目です。
公開時は大学生で、大人ってかっこいい!と当時深く記憶に残っていた映画でしたが、中年になって改めてみてもやっぱりこの人達かっこいいわぁ、と感じさせる映画です。
曲もすごく気に入っておりサントラも購入しているのですが、唯一残念な所は、サントラにミッシェルファイファーさんのtake my eyes off youが入っていなかったこと。買ってから気づいて愕然と当時しました。。。
俳優陣の演技が輝いています!そして決して飽きない大人の物語に脱帽!
ジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジス実の兄弟が初共演する冴えない兄弟ミュージシャンの再生と恋のゆくえを描いた、渋~い大人の恋物語がジ~ンと胸を撃ち抜きまっせ!
ファーストシーンからこの映画渋さが光っているのです!ジャフ・Bが上手い事もありますが、今やハリーポッターシリーズで超有名になったスティーブ・クローブス監督の作品ですから、ハリポタファンで、未だこの作品を見た事がないと言う方には是非必見のお勧めの恋愛映画で、これは絶対外れが無い渋~い映画です!
甘いラブコメでは決してありませんが、それでもキャラクターが魅力的で、ついつい話しに引き込まれて行ってしまいますし、ラストもとっても印象的ですよ!
31年一緒にピアノを弾き続けて来た兄弟の仕事と恋絡みの人生模様ですが、同じ親から生れた筈の本当の兄弟も頭の先から足の先まで、よくもここまでこんなに生き方が真っ向から正反対に成って行くなんて!と驚くやら、納得するやら!脚本の面白さが光っている作品でもありますよね。兄弟のいる方は実際にこう言う違いって不思議だけれど有る有るときっと納得の面白さがありますね!
その兄弟のちょっとした心のずれが、次第に大きく成って行く過程で、この恋はどう発展して行くのだろうか?とハラハラ・ドキドキさせられます!
ミッシェル・ファイファーの個性も光輝いています!この人、本当に歌うたうんだーって少し驚きましたが、とてもM・ファイファーの魅力と個性がキュートなのです!性格的には、素直になれない屈折感がとてもあって、役どころとして好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、誰もが一度は経験する様な感覚を上手くみせてくれています。
大人の女性の本音と行動のアンバラアンスが観ていて実に微妙でいて、滑稽なこの先二人はどうなって行くのだろうって釘付けになってしまいます。
今こうして昔の作品を見直して見ると、ヒュー・グラントがハリウッドでラブコメの連続ヒットをさせる前の事で、結構時代的な事もあるのかな?こんなタイプの映画もうけていたのだと改めて感心してしまいました!
メグ・ライアンの『恋人たちの予感』はこの作品と同年の89年に制作され、大ヒットしています。その後は彼女がラブコメの女王と呼ばれ、ラブストーリーの流れも大きく変わりましたよね!ところでM・ライアンは今頃どうしているのでしょうか?
M・ファイファーは今も健在で、息の長い女優さんですよね。とてもエージェントのセンスが良いのか、本人の仕事の選び方が上手いのか、順調に仕事を続けている感じがします!
J・ブリッジスも、近年『クレージーハート』でやっとアカデミー主演男優賞を獲得出来ましたが、彼は本当に芸達者です!『シャレード79』『ラストショー』もとっても記憶に残る作品でした。只甘く、笑いだけで終わってしまうラブコメとは違い観終わった後余韻を楽しめるのがこの作品です!是非最近のハリウッド映画に消化不良を起こし気味の方には特にお薦めの1本です!
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