クレイマー、クレイマーのレビュー・感想・評価
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展開が早いのに時間がゆっくり流れる映画
人物のセリフでは父親の心情の変化は分からないが、フレンチトーストのシーン、保育園に子供を送るシーンなど、同じような場面を劇中で繰り返すことによって、心情の変化、推移を表現していることがたまらなかった。
父親に逆らって子供がアイスを頬張るシーン、子どもを背負い病院に駆け込むシーン、この映画には心に残るシーンが多い。
父親役のダスティンホフマンは素晴らしかった
友人推薦
友人推薦だったので自宅でDVD鑑賞しました。
年代物だが、おそらく高度経済成長期の日本でもヒットするような共感を生む作品だったのかなぁと思います。
メリルストリープが若く、
ダスティンホフマンが格好良いです。
音楽が映画ヤングアダルトニューヨークでも使われており、印象に残ります。
●オヤジ目線で見ると切ない。
なるほど。vsなのね。
若くて、仕事もイケイケ。そんな男が陥る家庭不和。それでもどうにかなると、信じて疑わない。
あるよねー。
でも、うまくいかないんだ。子供は言うこと聞かないし。生活のリズムは狂うし。
やがて、自分の過ちに気付く。そして、本当に大事なことに気付く。人は変われる。変わる気があれば。
ラストがいいね。元嫁をみていうダスティン・ホフマンのセリフが。
アメリカは告訴社会というが、弁護士が辛辣なだけで、本人たちはそこまで言わんでも・・と。
時代なのか実際そうなのか。ちょっとホッとしたりして。
あの目配せをもう一度。
父の注意を無視して、アイスクリームを頬張るシーンが堪らなく好き。
夫婦仲とは別に、当初ギクシャクしていた父子仲(父子二人暮らし)の成長迄を【フレンチトースト】の作り方・連携プレーの上達で感じるのが、嬉しいやら悲しいやらで、別れを惜しむあの目配せ。
ビリー同様に、お父さんも同じ気持ちだよ、きっと。
ビリーも父さんも母さんも、それぞれ幸せになってよ。
思い出すだけで、苦しくなる。
子供には愛情が必要。(大人にだって、愛情は勿論必要。)
ただ親の勝手で、子供を振り回しちゃいけないな。と、自分にも言い聞かせて、今日のおやつは、フレンチトースト。
フレンチトーストとマンドリン
フレンチトーストとマンドリンが作品をなんか幸せにしていて心地よかったです。
冷たい牛乳とオレンジジュースと出来合いのドーナツの朝食は、慣れなきゃ慣れなきゃ。って聞こえてきそうでした。どの登場人物も自分にも人にも誠実で、見ていて気分良くなれます。
クレイマークレイマー
✴︎あらすじ
仕事人間の夫が妻に離婚され、仕事に、慣れない子育てにと追われる中で徐々に変わっていく父親。そして子供もそんな父を見て感じるものがあった。しかしそこで妻と子供の親権争いをする事に...
✴︎感想
だんだんと変わっていく父親に泣ける。
最後が不完全燃焼な気がするけど、いい話。
父の気持ちも、息子の気持ちも分かるから切ない。
誰がいけない、とかではないと思った。 誰もいけなくない。 いろんな...
誰がいけない、とかではないと思った。
誰もいけなくない。
いろんなことが絡まって
最後の結果になったんだなって思った
いろいろと辛いけど
いい映画だった
夫妻のトラブル
どう表現すれば良いのでしょう。これは観る年齢、あるいはその時の自分の状況によって見方が大きく変わる作品だと思います。仕事ばかりに熱中し、家族のことは少しも考えたことのなかった父親(ダスティン・ホフマン)。彼の妻(メリル・ストリープ)は、ついに息子を置いて出て行ってしまいます。そして、今まで経験したことのなかった"育児"と"家事"を強いられることに…。
父子が徐々に心を通わせ、本当の愛を知ったホフマンの前に突如現れるストリープ。彼女の目的とは!?
なんかサスペンス風な書き方になってしまいましたが、要はこんな感じです。子役の演技がとても説得力があり、中立の立場(つまり夫妻の間で起きたトラブルを見守る傍観者として)で観ることができたり。時には父に、時には妻に感情移入をしてしまう場面もチラホラ。あの有名なフレンチトーストの調理シーンが、とても印象的です。
ダスティンホフマンが良い
ダスティンホフマンの父親役、すごく良かった。特に笑顔かな。女の人に対する笑顔と子どもに対する笑顔はなんか違うように感じた。
すごい温かい笑顔。頼れるお父さんであり、夫像なような気がする。
海外の人特有かもしれないけど、怒る時って日本人には出来ないような、カッと怒る感じ、レオナルドディカプリオもそうだけど、本気でカッと怒るからすごいと思う。
終わり方もまた絶妙だったなー。
続きは想像できるけど、見たかったなーって思ってしまう。まぁ見せないのが美しいのかもしれないけど。
「どう?変かな?」「素敵だよ」ドア閉まる。暗転!!!
ってのが、映画だなーー!って感じ(笑)
心あったまるねー。
フレンチトーストに始まり、フレンチトーストで終わる。
あの親子のコンビネーションも良かった。海外の親子って感じ。日本ではない光景。
良かった!この映画の心の温まり方はダスティンホフマンの力がすごいと思った。
A+ (特に父親、息子は必見!)
A+
・これは傑作!
・あらすじ:妻家出→離婚→親権争い
・どちらが悪いとも言えない>_<
・夫(主人公)の変化(自己中→良いお父さん)が感動的
・妻の苦しみもわかる
・父子の関係が美しい
→ツイッター:@Joey_movies
じんわり
ぽんぽんと進むストーリー、早すぎず遅すぎず心地よい。
親子愛。
母と父、どちらが子育てに最適なんて決められない。
子供へ対する愛情、父として成長していく姿が印象的でキレイ。
じんわり暖かい映画でした。
できれば元サヤに戻ってほしかったなぁ…
すごくよかった。
家族愛とは何か、考えさせられる作品。
壊れた夫婦関係は、元に戻すのは難しい。
だけど人は変わってゆける。
父と息子との関係の変化が、すごく心に残った。ああ、これが親子愛なんだなって。
お母さんも、ただ息子を愛していただけ。
だけど修復はできない家族。もどかしいけど、切なくて愛おしい。子供には罪はないもんね。
いい親に、性別は関係ない。響いた。
フレンチ・トーストの作り方
総合85点 ( ストーリー:80点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
夫婦の間にはいろんなことがあっても、子供への愛情は本物だった。仕事にかまけて家族のことをまともに振り返ってこなかった自分に気が付き、失ってその大切さに気が付く。子供のために慣れない家事を始めて学校の送り迎えをして遊びの相手もして、親権獲得のためには持てる全てを出して一日で仕事を探そうとする。気が付くといつのまにかフレンチ・トーストも美味しく作れるようになっていた。
ダスティン・ホフマン演じるそんな父親役の奮闘ぶりがまず目に付く。夫に我慢出来ずいきなり家庭を捨てたメリル・ストリープもまた、自ら捨てたものの重大さに気が付く。そんな大物俳優二人の演技力がすごいし、子供の関係性を見事に描き演じていた。
クレイマーVSクレイマーだというのを初めて知った。
クレイマー、クレイマーがVSモノだということを今日初めて知った。
なるほど確かに親と子のクレイマーが楽しそうに対決している。
親クレイマーは何と対決しているのか、それは息子と子育てという問題と対決しながら、実は自分自身と対決している。
親として成長する中、自分自身と対決して自分が成長するというそういった趣旨の作品である。
私の大好きなダスティン・ホフマンの代表作と言ってもいいだろう。
元妻役のメリル・ストリープもとても綺麗な頃の作品だ。
今ではかなり年もとったように思うが、それでもまだまだ。
という気がしないでもない。
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