「愛にあふれた親権争い」クレイマー、クレイマー いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)
愛にあふれた親権争い
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アメリカの裁判事件は、原告VS.被告という書かれ方がされる。
というわけで、クレイマーさん(元妻)VS.クレイマーさん(元夫)の
親権争いを描いた作品。
この映画の素晴らしいところ。
1つ目、親権争いを、一方的ではなく両方の立場からしっかり描いている。
2つ目、妻も夫もお互いを尊重している。
親権争いにありがちな貶しあいではない。
相手を下げるのではなく、自分を上げて親権を獲得しようとする。
3つ目、深い愛情で溢れている。
妻も夫も親権の獲得を第一に考えていない。
子のためなら親権を放棄してかまわないという意志で臨んでいる。
ヨリが戻っても戻らなくても、この親なら子は健やかに育つに違いない。
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