「初見ではなかった。山岳サスペンスは『氷壁』を見習おう、」クリフハンガー マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
初見ではなかった。山岳サスペンスは『氷壁』を見習おう、
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井上靖先生の『氷壁』を読むと類似した事として理解出来るが、ハーネスのカラビナからロープが外れてしまうのは、装着をした人物に責任がある。また『氷壁』と同じ様にカラビナの摩擦係数が低すぎと言う『製品の問題』も考えられる。『氷壁』は『絶対に切れないロープが切れた』事によるこだわりの山岳サスペンスだった。
こんなのは山岳サスペンスなんかじゃない。アドレナリンが間違ってタラタラでまくるだけのアクション映画に過ぎない。
まぁ、
それは最初から分かってるが、矛盾だらけで、山岳を志す人が好める映画じゃない。
クリント・イーストウッドの『アイガー・サンクション』以来『バーティカルリミット』とどの映画も肝心な所でスタジオ感丸出しのフェイク映画になっちまっている。
しかし、
ボルダリングもこう言ったスタジオ見たいなセットを作ってやれば良いのにって思う事がある。赤とか緑のホルダーをルートファインディングして『ガンバ!』とか言って一喜一憂するのが楽しいのかなぁあって思う事がある。もっとも、本当に好きな人達は自然の岩に挑戦するのではあるが。
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