「戦後の状況は現代の反社会的勢力世界と同じ?」靴みがき KENZO一級建築士事務所さんの映画レビュー(感想・評価)
戦後の状況は現代の反社会的勢力世界と同じ?
この映画を観てふと思った。
戦後の状況は現代の反社会的勢力の世界と変わらないではないかと。
このストーリーをそのまま現代の反社会的勢力の世界に置き換えが可能な気がした。
ストーリーのほとんどが(少年?)刑務所内の話で、「自転車泥棒」のように戦後の世相の描写がかなり少なく、描かれる混沌した状況が戦後の一般社会と現代の反社会的勢力世界との相似の方に意識がいってしまい、戦後ネオ=リアリズムの代表作と言われても戦後の雰囲気を感じとれない分「自転車泥棒」のような感動が薄くなってしまった。
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