「【「笑いとたぶん涙の物語」今作で主演のほかに、監督、脚本、制作、作曲まで務めているチャールズ・チャップリンってヤッパリ天賦の才を与えられた映画人だなあ、と改めて思う作品。】」キッド(1921) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【「笑いとたぶん涙の物語」今作で主演のほかに、監督、脚本、制作、作曲まで務めているチャールズ・チャップリンってヤッパリ天賦の才を与えられた映画人だなあ、と改めて思う作品。】
■ストーリーを一応記す。
ひょんなことから捨て子を拾ったちょび髭男は、貧しいながらも赤ん坊を懸命に育てる。
5年の時が過ぎ、少年となったその子供キッドとは本当の親子のように暮らしていた。
一方、キッドを捨てた母親は人気女優として成功していたが、自らの過去を悔いていて、貧しい人に罪滅ぼしのように施しをしているが。
◆感想
・僅か50数分の尺の中で魅せられる見事な起承転結の親子の絆を笑いと涙で綴ったヒューマンコメディである。
・今作の魅力はヤッパリ、子役を演じたジャッキー・クーガンの可愛らしさと面白さに尽きるなあ。勿論、チャールズ・チャップリンは別格として。
<チャップリンの子育てに奮闘する姿や、キッドとの親子のやり取りはユーモアと愛情に満ちている。
今作で主演のほかに、監督、脚本、制作、作曲まで務めているチャールズ・チャップリンってヤッパリ天賦の才を与えられた映画人だなあ、と改めて思う作品である。>
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