劇場公開日 1931年8月12日

「たまには猫も尻尾をふる」間諜X27 ipxqiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5たまには猫も尻尾をふる

2022年4月22日
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話は第一次対戦中のオーストリアで、スカウトされたスパイをディートリヒが演じるサスペンス?映画。
戦前の映画でもヒッチコックとか今見ても楽しめるものはあるけど、これは少し退屈…というか、どこをどう楽しんでいいのかイマイチ不明で、後半は眠くなってしまった。

ディートリヒ七変化! ってほどお気楽でもないし、かといってスパイもの、と言うにはゆるい。マタ・ハリがモデルだというのでやや納得。
あとはロマンスか。ロマンティックスパイサスペンス…?

軍服パツパツの大佐がキャラといい表情といい宮崎アニメっぽい。
それでいえばディートリヒはクシャナ殿下っぽい。もちろん変装も含めて眼福でした。演技がとてもクールでクレバーだと思う。
ピアノの演奏シーンもよかった。
でも、あの黒猫に一番の賞をあげたい。

「次は同じ側で」ってかなり予言的なセリフ。

ipxqi