「政治運動家としてのガンジーの凄さ。」ガンジー 葵須さんの映画レビュー(感想・評価)
政治運動家としてのガンジーの凄さ。
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評価が高いのは知っていたから見た。確かに見るべき作品だが冗長なところがある(188分)ので1.5~2倍速で視聴。
支配者から非暴力で独立を勝ち取るという人間性の可能性を感じさせる皆にとって意義深い作品であるため、自然と背筋を正して見ることとなった。最後インドが独立後にパキスタンと紛争が起こり、ガンジーが悔しがるところも含め、リアリストでこうすれば相手はこうせさるを得ないであろうという策謀を頭におもい描きながらも非暴力を徹底してインドの支配構造をひっくり返していくガンジーの凄さ、周年、行動力を見せつけられる。
偉業をなした個人の伝記を英雄譚として美化して描くところはこの作品においてもあったかもしれないが、一個人としてはあまりそんな匂いを感じることなく、宗教者としてよりは実際的にインドを帰る舵を取った政治運動家として彼の偉業を体験することができた。
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