「同調圧力に屈せぬ「非暴力と不服従」」ガンジー ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
同調圧力に屈せぬ「非暴力と不服従」
ガンジーは、社会を変えられると信じたから、同調圧力に屈せず
「非暴力と不服従」を貫き通したと感じました。
同調圧力に屈する日本人は、社会を変えることはできないと
信じているとも感じました。
私も、同調圧力に屈せず会社に不服従したことが原因で、2度も
早期退職することになりました。
今の日本にガンジーがいても、報道もされず、社会から排除され、
変人扱いされて終わるのだろう感じています。
日本にも弁護士はいますが、ガンジーのような人はいるのでしょうか?
日本の若い人は、この映画を観ても、ガンジーのことをコスパが悪い
とか言いそうです。
ガンジーは、普通の人が到底理解できるような人物ではありません。
アインシュタインは、「後の世の人々はとても信じないだろう。
このような人間が生身の体を持ち、実際にこの地上にいたことを」
と言っています。
ガンジーは、思いついたら、即実行する、行動力が素晴らしいです。
日本人は、空気を読み、根回して、報告し、連絡し、相談して上で
実行せず、行動しないから何も変わらないのです。
この結果、日本人は、最初から諦めて、考えることでさえしなく
なっています。
一人でできることなら、思いついたら、即実行するすればいいのです。
南アフリカでは、カーンが、ガンジーを支えました。
インドでは、ゴーカレー教授が、ガンジーを支えました。
日本にも金持ちはいますが、ガンジーのような人を支えようという人は
いるのでしょうか?
金持ちには、罰金、財産没収、投獄されることには耐えられないでしょう。
報道という媒体がなければ、社会は統一が取れず、社会的な行動はできません。
日本で社会的な行動ができないのは、報道という媒体がないからでしょう。
日本では、少数の人が、密室で決定を行っています。
日本にも、不正な人間達がいて、不正な法律があります。
日本では、不正な法律について、市民が討論するような機会はあるのでしょうか?
日本は、南アフリカやインドよりも100年くらい遅れています。
日本の政治家は、何を語るべきか見えてくるまで、日本中だけでなく、世界中を
見ていません。
本当の日本を探して、何を語るべきか見えてくるまで、日本中を旅してみたいです。