劇場公開日 1968年6月25日

「華麗なるマックイーンとダナウェイ」華麗なる賭け Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5華麗なるマックイーンとダナウェイ

2020年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

「ブリット」と共にスティーブ・マックイーンが最も脂が乗っていた38歳の時の作品。
ポロをしているマックイーンをダナウェイが写真に収めるところまで素晴らしい。最後の銀行強盗の決着の仕方には無理がある。当時としては、マルチな画面構成のタイトルバックが異彩を放ち、ミッシェル・ルグラン作曲の主題歌「風のささやき」がヒットした。今でもその斬新さと、名曲の魅力は色褪せない。見所の一つにダナウェイのファッションがあり、中には流行の先端を越えた奇抜さもあるが、目の保養になる。カッコイイ美女は何でも着こなす。映画の楽しみ方はいろいろ。結論は、マックイーンを観るだけでもこの映画の価値はある。

Gustav