華麗なる賭け

劇場公開日

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解説

アラン・R・トラストマンの脚本を、アカデミー受賞作「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソンが製作・監督したアクション・コメディ。撮影はハスケル・ウェクスラー、音楽はミシェル・ルグランが担当している。出演は「砲艦サンパブロ」のスティーヴ・マックィーン、「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイ、「南海ピンク作戦」のポール・バーク、「シンシナティキッド」のジャック・ウェストン、ヤフェット・コットーなど。

1968年製作/102分/アメリカ
原題:The Thomas Crown Affair
配給:ユナイト

ストーリー

トーマス・クラウン(スティーヴ・マックィーン)は、金持ちで、ハンサムで、洗練された紳士だ。が、実は彼は、泥棒にかけては異常な才能と情熱の持主。ある日、彼はかねて計画中の一大銀行強盗を実行した。エーブはじめ4人の部下に指令を送り、自分のビルの前の銀行を襲わせた。計画は見事成功、クラウンは奪った金に自分の金を足して、ジュネーブの銀行に預金した。ボストン警察のマローン刑事(ポール・バーク)は、事件調査に乗り出したが、手がかり一つ得られなかった。一方、被害を受けた銀行が加入していた保険会社のマクドナルドは、犯罪追及に特別な熱意を持つビッキー(フェイ・ダナウェイ)に調査を命じた。ビッキーはマローン刑事と協力しながら、自分自身でも調査を行ない、次第に実業家クラウンがあやしいとにらむようになった。そして、ある美術品の競売会で、目指すクラウンに近付き、自分は銀行強盗の犯人を調査していると名乗りをあげ、クラウンの反応をみたが、クラウンは一向に動じなかった。逆にクラウンは、ビッキーの挑戦を受けてたつため、彼女と交際することに決めた。こうして、あたかも恋愛中のように見せかけながら、クラウンとビッキーは、奇妙なつきあいを始めた。が、クラウンの証拠はなかなかつかめず、そのうち、ビッキーは疑惑を持ちながらも、クラウンに恋するようになった。その頃、クラウンは、もう1度最後の冒険を試みて、南米に逃げる決心をし、それをビッキーに打ち明け、共に南米に行こうと誘った。銀行強盗は、前の時と同じように実行され、成功したかに見えた。が、クラウンの車が、盗んだ金を部下から受け取るべき地点に来たとき、そこには、ビッキーやマローン刑事が、多数の警察を従えて待ちかまえていた。クラウンの運もこれまでとみえた。ビッキーは車に近付いた。が意外、車に乗っていたのは別の男だった。男はクラウンからのメッセージをビッキーに渡した。南米へ後から来るように、伝言にはそうあった。犯人を逃したくやしさと、恋人が警察の手に渡らなかったのとで、ビッキーは複雑な気持ちだった。その頃、南米へのジェット機上、クラウンはふかぶかと座席にかけていたのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第41回 アカデミー賞(1969年)

受賞

主題歌賞

ノミネート

作曲賞(ミュージカルを除く) ミシェル・ルグラン

第26回 ゴールデングローブ賞(1969年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作曲賞 ミシェル・ルグラン
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映画レビュー

3.5華麗なるマックイーンとダナウェイ

Gustavさん
2020年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

「ブリット」と共にスティーブ・マックイーンが最も脂が乗っていた38歳の時の作品。
ポロをしているマックイーンをダナウェイが写真に収めるところまで素晴らしい。最後の銀行強盗の決着の仕方には無理がある。当時としては、マルチな画面構成のタイトルバックが異彩を放ち、ミッシェル・ルグラン作曲の主題歌「風のささやき」がヒットした。今でもその斬新さと、名曲の魅力は色褪せない。見所の一つにダナウェイのファッションがあり、中には流行の先端を越えた奇抜さもあるが、目の保養になる。カッコイイ美女は何でも着こなす。映画の楽しみ方はいろいろ。結論は、マックイーンを観るだけでもこの映画の価値はある。

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Gustav

5.0お洒落~!素敵な大人の映画です

あき240さん
2019年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画を堪能する楽しみを味わえます
終盤になってお話がそろそろ終わりそうなのがつらくなる映画です
もっと観ていたい
そんな映画です

サスペンス映画のようでそうではない
マックイーンとフェイ・ダナウェイの男と女の小粋な大人の物語です

いつもは下層の人間役が多いマックイーンが本作では富豪のやり手実業家の役でちょっと違和感あるのも直ぐ馴染みます

カッコいい在りたい姿の男と女の物語の始まりです
フェイ・ダナウェイもハイファションを見にまとい、お洒落に華やかに振る舞い大人の女の魅力とは何かを見せつけてくれます
中盤の夜の別荘でのチェスゲームのエロチックさはたまりません
特にチェスのビショップの高い帽子の部分をフェイ・ダナウェイがエロい仕草でなぞるシーンは18禁ものです

カメラもお洒落で小粋な映像を捉えています
分割画面もお洒落感が高まり効果抜群です
ハスケル・ウェクスラーの撮影と知り納得です

冒頭の主題歌だけてもうノックアウト
超有名な大ヒット曲で出だしだけでえっ知ってる!となるでしょう
音楽はミシェル・ルグラン
英語の歌詞なのにフランス語に聴こえてしまうくらい素敵です
劇伴も素晴らしいものばかり
クールジャズ風の曲もレベル高いです
ミシェル・ルグランはただのイージーリスニングの人だと思うのは大間違い
若き日の彼は、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ビル・ エヴァンスらとレコードも録音している程のジャズマンだったのですから

ルパン三世に似た空気感が全体を支配しています
ビッキーは峰不二子的イメージです
おそらく彼女の元ネタはビッキーかも知れません
サンドバキーはルパン三世でも良くでるモチーフでした

そしてまた1972年のイタリア映画黄金の七人にもお洒落感は通じます
本作の二人が、もしビッキーが彼の元に走っていれば、そして彼が英国の大学教授の大金持ちであったなら本作がその物語の最初になるようなお話ですから
もしかしたら、本作が黄金の七人の着想の原点で有ったのかもそれません

流石はノーマン・ジュイソン監督
堪能させて頂きました

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あき240

3.0華麗な強盗の手口

kossyさん
2019年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 自分は手を汚さずに銀行強盗を仕掛けるマックィーンの華麗なる手口と、対決する保険調査員のフェイ・ダナウェイ。二人の恋の行方や金を取り戻す問題よりも、雇った実行犯にいつ報酬を支払うのかと心配してしまった。全体のストーリーとして、恋に落ちて調査のことをすっかり忘れていく様はつまらなくしていると思います。もっとミステリアスに仕上げることができたはずなのに、脚本が失敗している部分ですね。

 チェスシーンはとてもセクシー。指の動きと表情だけで上手く作られています。ポロのシーンや2度目の強盗のシーンは画面分割のテクニックを使ってますが、この頃が最初だったのかな?

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kossy

2.5中途半端といわざるを得ない

内容は、中途半端といわざるを得ない。途中まで犯罪推理のストーリーを展開しておきながら、急に別のジャンルになるのでは、さすがに納得いかない。ちゃんと最後まで推理ストーリーで統一してほしかった。

最初の20分くらいは、最高の仕上がりだったのに、だんだんと内容が薄められ、ありがちな話へと堕落していく。もったいない。

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