劇場公開日 1975年7月12日

  • 予告編を見る

「Veryペキンパー」ガルシアの首 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Veryペキンパー

2023年11月20日
PCから投稿

作品群の中では地味な印象ですが、最高傑作に押す人も多いそうです。

確かに、暴力描写の「溜め」やメキシコの薄汚れた雰囲気など、あまりにもペキンパー的です。

暴力シーン以前に、とにかく薄汚れて汚らしいので、これほど女性向でない作品も珍しいです。

お得意のスロー暴力シーンもふんだんですが、殆どのスローシーンがキャメラ引き気味でダイナミック不足です。ゲッタウェイやワイルどバンチのようにもう少しアップ気味でスピーディにキャメラを振った方が迫力が出ます。

越後屋