「ベルモンドとアジアの果てまでイッテQ」カトマンズの男 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルモンドとアジアの果てまでイッテQ
これぞ、まさにスラップスティック・コメディ!毎回能天気なベルモンドが、自殺願望の大金持ちの青年役と言うのからして笑えます。ところが、保険金目当ての殺し屋に狙われて、命が惜しくなって、香港中だけでなくヒマラヤまで逃げ続ける、馬鹿馬鹿しいほどの行き当たりばったりなドタバタぶりが痛快です。コメディとしては、『リオの男』よりも見せ場がてんこ盛りで、あの手この手で楽しませようと言う、ベルモンドやスタッフの奮闘ぶりがベルモン道。
コメントする