ガタカのレビュー・感想・評価
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観てからガタガタ言おう
説教臭さは鼻につくのだが(苦笑)、ただ、映像自体は大変クオリティが高い作品。一連のコロンビアピクチャー→ソニーピクチャー配給の、あの乾いたレトロフューチャー感のある現代アート的世界観はここで爆発していたように思われる。
ストーリー内容は、もう有名なSFサスペンスなので割愛するが、優生思想が根幹になってしまった未来というシチューションは、多分、だれもが描くディストピアだろうし、そうしてそのディストピアを望んでいなくても無意識に心を掴まれ続け離して貰えない悪魔の思惑なのだから、それが現実と成る世界は確実に訪れる筈だ。望まないモノに成る。。。戦争然り、自然災害然り、こうして人間の負の思想、マイナス思考が科学万能の未来を構築していく原動力となる。
そんな世界の中でも、抗う者達、そしてその抗いに感動し、賛同し、協力していく人達。ピュアなままに、夢に向かって突き進む人に、そのファンは自分たちの人生を乗せたくなる。。。ん?これって、某国会議員上西女史の話とリンクするような・・・具体的な手助けがあるのかどうかわからんが、やはりファンは多い方がいいだろうね(苦笑)
ストーリー展開は、そういう自分の頑張りに共鳴した周りの人達に助けられて、夢を実現するという話なのだが、やはりこの作品のキモは、いわゆる『スペースオペラ』的な雄大な時間が流れるSF大作とは逆ベクトルのミニマム的、しかし充分現実性の高いストーリーを宇宙ではなく室内での設定で展開していくことが確立された作品なのだろうと思う。それには前述にあるとおり、かなり高度な美術的要素も必須である。レトロでもポストでも、とにかく観客がそれをスタイリッシュと思える、そういう作品の代表なのである。
クラシックSFの傑作
深い・・・
映画好きの友人お勧め作品という事で観ました。
古い映画ですが全く古さを感じないです。
SF物で遺伝子操作により管理された近未来の話。
遺伝子で「適正者」と「不適正者」に分類され人生が決まっちゃうなんて恐ろしいけど将来有り得る内容ですよね。
主人公:ヴィセントの努力は凄いと思うし、同感します。
ヴィセントとジェロームの信頼と友情も見所だと思います。
職場の医者がずっと前から偽物って気づいてたけど
黙っていた・・というのも驚いた。
彼の努力を陰ながら応援していたんですね。
こういうのグッとくるゎ・・(TдT)
最後ジェロームはどうして、その選択をしたんだろぅ?
そこだけ謎です。1年待ったらヴィセントは帰ってくるのに。
一緒に宇宙へ旅立ったんだ・・と推測したいと思います。
本当に良作品です。SF物だけど、どちらかといえば人権侵害とか
格差社会を問題視した社会派ドラマに近い作品に思います。
勧めてくれた友人に感謝ですね。
とても心に残る作品でした。
色んな人にお勧めしたいです♥
いい話だが、やっぱ納得行かない
いい話だった。
ラスト、本物ジェロームが自殺しなければ。
ヴィンセントの為にしたんだろうが、夢を貰ったならそっから這い上がれよ!って言いたくなった。そんなにあまくはないのは分かってるが、やっぱヴィンセントが努力して寿命や頭脳や体力をどうにかしたように、ジェロームにもその奇跡が欲しかった。見たかった。
宇宙に飛び立った友人の日陰になるんじゃなくて、どこか遠い地で、科学の発展してない土地で、新しくジェロームとしてやり直して欲しかった。
やっぱそこがひっかかる。
ヴィンセントは本当に凄い。彼の努力にはグッと来るものがあった。だから医者が実は気付いてたってシーンは本当に良かった。
彼女が何も聞かず合わせてくれたとこもね。ショックだったろうに。
そしてあわよくば、
最後はヴィンセントの正体が世間にばれて、やっぱおかしいよね
ってとこまでやって欲しかった。
世の中を改善するとこまで見たかった。
まぁそこまでやらなくてもヴィンセントが飛び立てたとこまでみれたのは良かったけど。
でも、夢を叶えるために失ったものが多すぎないか。
やっぱりまだ複雑な気持ちが残る。理不尽。
地味すぎるがストーリーはとても良い
無機質な世界だから伝わってくるものがある
視聴:1回目おそらく
推薦:大人向け
感想:ジュード・ロウのエリート感はビンビン伝わりました。セクシーさ全開です。ユマサーマンは改めて美しいと思いました。監督の伝いたいテーマがたくさんあるにも関わらず喧嘩せずびしっとピースがハマってる映画です。特に後半の畳み掛けは素晴らしかった。重いテーマもSFの設定に乗せて映すことで伝えやすくするお手本です。一つ言うとしたらイーサン・ホークが話して髪の毛を渡しユマサーマンが風にさらわれたのと捨てるシーン。もう少しためて欲しかった。あっさりしすぎる。前フリがあるのでサラッとやりすぎかと。兄弟でまた泳ぐシーンもサラッと進んだんでまじで泳ぐの?って突っ込んでしまった。
人間は
こんな世界になったら怖いな。。
がたか
僕に何ができるか決めつけるな!
遺伝子操作によって優秀な人間を作り出すことが可能になった近未来。自然妊娠で生まれた人間を不適合者として扱う差別的な社会が当たり前になった世界で自らの夢のために不適合者な自らを捨て、身分を偽ってまで適合者になった1人の青年とその協力者を描いた人間賛歌的作品。
不適合者として生まれたヴィンセントの体の弱さというハンデを克服するための「努力」、かつての水泳のスーパースターかつヴィンセントの協力者で適合者のジェロームとの「友情」、様々な逆境や困難を乗り越えて宇宙飛行士になるという夢を叶えようとするヴィンセントの「勝利」
99年の作品ながらこんなにも週刊少年ジャンプなSF映画がかつて存在していた(明らかに無理やり笑)
冗談は置いといて笑。
90年代の名作の1つによく選ばれている今作品。もっとサスペンスチックなSF映画かと思っていたが、実際は人間の可能性に言及したメッセージ性の強いヒューマンドラマのような作品だった。
ヴィンセント演じるイーサンホークの懸命に生きる姿も良いが、何よりジェローム演じるジュードロウがすごく良い!この時点ですでに結構頭がキてるが、この目つきの鋭さと色合い!色気全開!ハンサムって言葉がよく似合う!
あとは風景の無機質さが良い。ガチャガチャした近未来ではなく、技術が発達した分、人間味が薄くなってしまったような世界を殺風景なシーンの演出。昔のSF感がよく出てた。
身分や遺伝子なんて関係ない。どれだけやりたいかなりたいか、目標に向かってどれほど努力できるか、そういうことを静かながら教えてくれる作品。
相変わらずのユアサーマンの鼻筋の良さに惚れ惚れする笑。
近年のSF映画に比べると色々な箇所で、どうしても古さを感じるが、独...
グッとくるものがあります
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