「“諦めたらそこで試合終了ですよ“」ガタカ りょう(映画2000本は視聴)さんの映画レビュー(感想・評価)
“諦めたらそこで試合終了ですよ“
某有名バスケ漫画のリアルタイム世代でありながら、今も昔も某有名バスケ漫画がさほど好きではない人間ですが、この映画を一言でいうのに、これほど相応しい言葉はないと思います。
シンギュラリティだとかAGIとかVR、エンハンスメント、不老不死、冷凍冬眠だとか色々とSFで楽しんだものが、少なくとも死ぬ間際くらいにギリギリ実現するかもしれない四十路後半世代にとって、この映画との遥か20年以上、もう四半世紀以上前の時の出会いは運命的でした。
医者がゲートを通すシーンと遺伝子情報提供者である親友が主人公をあの空・宇宙へ見送りながら焼却炉で散っていくシーンで、泣けない人は映画を観る必要がないと言い切っても良いと思っています。
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