劇場公開日 1952年9月4日

「見終わった後の開放感。」風と共に去りぬ miharyiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0見終わった後の開放感。

2021年2月28日
PCから投稿

なぜか急に見たくなって3度目の鑑賞。

スカーレットの我儘さ、気の強さ、自己中心的な考え方、
この地獄のような境遇で生き抜くためにはちょうどいい。

すべてを犠牲にしても自分しか見えない。
悪いことは全部人のせいに置き換えるプライド。
女の涙も使い放題。
これが彼女の気丈さ、彼女の生きる性なんだろうね。

ここまでくると気持ち良いくらい共感できる。

たったひとりで土地を守り、たったひとりで老いていく。
孤独の代償は大きな自由。

この性格ならやり抜いてくれるでしょう。

暗い内容でありながら、見終わった後のこの開放感はなんだろう。

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miharyi