「切なさ100% * 幸せ100%」カイロの紫のバラ 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
切なさ100% * 幸せ100%
切ないけど幸せな映画
好きだから信じられる
流石ウディ・アレン
舞台は1930年代、この頃のハリウッドはエキゾチックなアフリカに夢中な時代でもあった。ちょっとドタバタ系のこの映画は劇場で観た。スクリーンの中の女性は、スクリーンの向こうに恋をしていた。そのうちスクリーンの向こうと、あっちと、そっちの世界が重なりあった。女性は夢と思うよりも一瞬で信じた。恋と愛と裏切りの物語に、乙女心の切なさと幸せが入り混じる。ドタバタだけど、騒動を起こした彼女の気持ちの強さに驚いた。
ミア・ファローだから
彼女らしい感情が生まれ
夢中になることができた
同じ映画を何度も観れる人
その人はきっと分かるはず
夢中の意味を
何が幸せで、何が不幸なのか
それは本人が決めるべき
スクリーンの中の彼女は決めた。
だからハッピーエンド。
映画に惚れている人なら分かる
彼女は悲しくは無いってことが
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