俺たちは天使じゃない(1989)のレビュー・感想・評価
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ほっこり
偽神父が切羽詰まっておこなった、信仰に関する説教はとても頷けるものだった。
縁もゆかりもない子どもを救うために冷たい川に飛び込むなんて、根っからの悪人にできることじゃない。
カトリックの教会音楽は心を安らげてくれる。
いつブラウン神父は来るのか
総合55点 ( ストーリー:40点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語は結果がある程度想像できるご都合主義なありふれたもの。しかし2人の偽神父はいったい過去に何をしでかしたのか、本当に脱獄して今後良い生活を送るのに価する人物なのか気になって素直に納得出来る結末ではなかった。そうじゃなくても自分のためだけに脱獄後も物を盗み嘘をついているので。
物語の整合性がたいして重要な作品ではないのだが、それでも本物のブラウン神父が到着したら偽者はどうするのか気になった。それから聾唖者は耳が聞えるようになったとしても、どの音がどの発音なのかわからないので急には喋れません。
登場人物は豪華で演技はしっかりとしている。デニーロはここでも度々腕を広げて肩をすくめるので、刑務所暮らしの前はいったいどこの組織に属していたのかと過去の作品を想い勘ぐりたくなる。
間違うから人間なんだ
脱獄するときから終始二人三脚で逃げる主演二人のコンビネーションが抜群に良い。
どちらも脱獄犯なのだけどどこか憎めないところがあり、最後にはどうか捕まらないでくれと願いながら見ていた。
「間違うから人間なんだ」という台詞。皮肉も入ってたぶん笑うとこだろうけど、とても印象に残った。説教を聞かねば。
キリスト教のネタがいくつも出てくるが、知識があってもなくても笑えます。
襟に洗濯バサミつけた神父
が、出てくる映画です笑
見ていてなんとなく先が読めるんですが、それでもヒヤヒヤしっぱなしでした。本編は普通におもしろいんですが、特に最後の5分間の流れはとても潔いというか、すっきりしたまとめ方で「うわー!!!」と感動しました!笑 いい別れ方。個人的には、ブラウン神父をめっちゃ尊敬している信者が好きです。鐘の鳴らし方もおもしろかったんですが、あれは演技でしょうか笑
大好きな映画
コメディーだけど、感動もする。
脱獄囚が神父に化けて、どうにかこうにか警察の追っ手をやりすごしているのがホントに面白い。
神父として過ごすなかでの周囲との交流や心境の変化も、あたたかみのある展開でとてもいい。人間ドラマとコメディーがうまく融合した映画だと思う。
秋になる頃観ると良い
ユーモアの感覚の違いなのか、訳が下手なのか、笑いどころでイマイチ笑えなかった
全体を通してウォーミングな雰囲気だし、どのシーンもその場の透き通った空気が伝わってくるようでとても綺麗だった
たくさん伏線があるけどちゃんと全部拾って観てる側の期待通りに終わる。こういう映画ばかりじゃ嫌になるけど、スパルタカスを観た後の私にとってはとても心地よかった
主役の二人を更にまた好きになったし、デミムーアはショートカットじゃなくてもほんと素敵ですね
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