劇場公開日 1990年2月10日

「名優によるコメディと意外な緊迫感」俺たちは天使じゃない(1989) オラオラさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5名優によるコメディと意外な緊迫感

2022年6月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

 友人からDVDを借り鑑賞。
若きロバートデニーロとショーンペンのダブル主演。映画で二人を見るのは初めてだったりします。
オーバーなリアクションと顔芸が笑えるデニーロ、終始オドオドした優しげな雰囲気のペン、名優たちのヘタレな演技が見ものです。

脱獄から、神父になりかわり国境を越えるというのが物語の大筋ですが、いつ捕まるのか!?いつバレてしまうのか!?といった謎の緊迫感がありました。追われている時のBGMも少なかったのも理由かな。
バレそうになった時も機転をきかせて…というより勝手に周りが深読みしてうまく切り抜けていくところは思わずふふっとなるコメディ感がありますね。

内容は簡単で明確で、とても観やすい映画だと思います。

ーーーーーー以下ネタバレーーーーーー












 哀愁漂いつつも爽やかなエンディングで満足です。ショーンペンの徐々に自信に満ち溢れていく演説も好きです。あんだけ啖呵切ってたデミムーアが感涙したのはちょっと違和感ありましたけど。
主演2人の罪状はなんだっんだろうか。銃や服をくすねたり、酒や女だとか言ってたので何となくは察することができるんですけどね(作中で言及されてたらスンマセン)
 あとは本物の神父。どこ行っちゃったの??まさか本当に森の中で襲われて?なんて。

こたー