オルランドのレビュー・感想・評価
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男性役のティルダに眼福
400年を生きる不思議な存在オルランドをティルダが演じる物語。男性役ですよ、ティルダが(くぅ…最高)。それをサリーポッターが撮ってるなんて…
奇跡の様な作品。
絵と絵の間をティルダが歩いてるような永遠と美しい画面。時代の変化も楽しめる豪華な衣装。見終わったら、あぁなんだこの映画ティルダの自伝を映像化したのか。
だってティルダは今もすらっと美しい姿で立っているんだもん。
ちょこちょこ、こっちに話かけてくれるのも好き。アートよりの映画なのにテンポ良く、時間も短くてすんなり観られる構成いい。終わり方まで完璧。
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総合芸術としての映画
モローの絵画「サロメ」のような、豪華で耽美な世界が味わえる映画だった。役者さん達はみなとても魅力的で、衣装も素晴らしい。ロケ地(サンクトペテルブルクとウズペキスタン)の風物もエキゾチックでとても美しい。
メイキング映像も良かった。性別というのは実はとても曖昧なもので男性と女性の2つに分けることの方が人工的なのではないか、というコメントや、この映画のような難しいテーマを扱う作品には資金が集まりにくいため、映画好きの製作陣によるほとんど手弁当のような労苦の果てにできた作品であること等が語られていて、理解が深まった。
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