オリバー!のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
2年前に鑑賞せし。二度目の鑑賞。
アマゾンレンタルの画像が綺麗なのと、海外ではユーネクストを見る方法を知らなかったので。
ロンドンウエストエンドのギルグッド劇場
14時30分 シート21 さぁ、憧れの「オリバー・ツイスト」見る前にもう一度映画を❤
映画の凄い所は、沢山のもはやエキストラとは言えない人々が、とんでもない遠い場所にもいる所。
さぁ、限りある舞台でそれをどう表現しているか?それが物凄く楽しみ。
勿論、舞台ではあんな沢山の人は登場しなかった。でも、歌の歌い方や回り舞台を利用して、期待を削がれることはなかった。
ヴァイオリンを弾く人が登場して、本当に弾いていたので、鳥肌ものの舞台であった。
結末まで舞台もきちんとストーリーを繋いでいた。
まぁ、当たり前か。
いずれにしても、映画も舞台も最高だろう。
傑作である。
歌と踊りは良かったが
踊りも歌も曲もいいので、ミュージカルとしては出来の良い方だし、また、セットも素晴らしかったと思う。ストーリーとしては個人的に気に入らない点があり、その点が何故か引っかかって総合的な評価は低くしてしまった。それは、ナンシーが殺されてしまったこと。原作通りかもしれないが、個人的には嫌なシーンだった。
綺麗な画像でもう一回見ました。傑作だと思う。
『Who Will Buy?』
『ウンパッパ』
『オリバーのマーチ』
スタンダードの曲が多い。
ほとんどの曲が、独唱、重唱、輪唱と続き、コーラスへと至る。それだけでも楽しい。是非、画質と音質が良い状態で味わってもらいたい。
ナポレオン帽が登場するが、あの被り方は縦。
オリバー・リードは狼男だ。
『メアリー・ポピンズ』は小学校三年生の時、親父に連れられて見たのが、実はこの映画は初見の様だ。トレーシー・ハイドのファンにはなったが、マーク・レスターは興味なかった。映画館の予告編とテレビで見ているとは思う。
追記 犬の演技に、30秒以上カットを入れずにロングて撮ってしまうなんて凄い。果たして、幾つテイクがあるのだろう。
ミュージカルを見て、思う事は、やはり、舞台でないから、間違えれば、取り直せるって事が出来る事だと思う。だから、ロングは凄い。昔のミュージカルはロングを多発していた。
『アニー』にジョン・ヒューストンを使ったのは、この映画があるからだ。
それと、アニーと違う所は、普通のエキストラが突然踊りだす所だと思う。アニーの場合はみんなうまい。だから、画面もダンサーにトレミング戯れていた。しかし、この映画は広い画面で画面の中のみんなを踊らせていた。ラ・ラ・ランドの始まりはこの映画をリスペクトしている。
『第三の男』の『アンナ』と『オリバー』の『ナンシー』は、やっぱり、似ていると思う。また、『レ・ミゼラブル』の『エポニーヌ』にも。彼女達はこれらの物語の主人公だと思う。
唯一欠点があるとすれば、マーク・レスターが顔の割に歌がうまいか、吹き替えである可能性が高い事位。傑作だと思う、
『小さな恋のメロディ』の『イン・ザ・モーニング』の場面に行進で始まるのは、この映画をリスペクトしているからかなぁ?
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