「古典は感心ばかり」汚名 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
古典は感心ばかり
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お題はネガティブだけど、ヒチコックのサスペンスとロマンスの良い作品。スリリングなシーンを抑えたのは、やっぱり一番美しい時代のバーグマンとダンディなケイリー・グラントの主演者を揃えたからか?
潜入捜査、恋人がバディ、ナチの残党と南米、第三帝国復活への暗躍、毒を盛ってじわじわと。こういうプロットは、今も使われている。屋敷の階段の不安定な構図、毒入りを暗示するコーヒーカップと仲間の誤飲阻止とか、カメラで語ってしまうところとか、さすがヒチコックと感心。やっぱり映画を知る大監督だなあ。
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