オフィスキラー

劇場公開日:

解説

リストラを通告された地味なOLが会社の上司たちを次々と殺し、死体をコレクションしていく“リストラ”ホラー。監督は現代アートを代表する写真家シンディ・シャーマンで、本作が初監督作となる。製作総指揮はトム・カルーソ、ジョン・ハート、「アイス・ストーム」のテッド・ホープ、「アイス・ストーム」のジェームズ・シェイマス。製作は「ベルベット・ゴールドマイン」のクリスティン・バション、「アンディ・ウォーホールを撃った女」のパメラ・コフラー。脚本は「恍惚 ヴァレンティノより美しい」(監督も),のトム・ケイリン、エリーズ・マカダム。脚本協力は「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ。撮影はラッセル・ファイン。音楽は「トゥリーズ・ラウンジ」のエヴァン・ルーリー。美術は「54」のケヴィン・トンプスン。編集は「ニューヨーク・デイドリーム」のメリル・スターン。衣装はトッド・トーマス。特殊メイクは「アンディ・ウォーホールを撃った女」のロブ・ベネヴィデス。マイケル・ペリオリ出演は『ゴーン・フィッシン』(V)のキャロル・ケイン、『覗く女』(V)のモリー・リングウォルド、「スライディング・ドア」のジーン・トリプルホーンとマイケル・インペリオリ、「JM」のバーバラ・スコーヴァほか。

1998年製作/84分/アメリカ
原題または英題:Office Killer
配給:エース ピクチャーズ配給(ポニーキャニオン=アスミック・エースエンタテインメント提供)
劇場公開日:1999年7月31日

ストーリー

野心家のリストラ担当社員ノラ(ジーン・トリプルホーン)の提案で、容赦ないリストラが進められている出版社、時代遅れの服を着た40代半ばのドリーン(キャロル・ケイン)は、16年前に入社した時から雑誌記事のアンカーの仕事を完壁にこなしていたが、在宅パートヘのリストラを通告される。ノラはドリーンに同情的だが、ほかの社員たちは仕事ばかりで内向的なトリーンを“ねずみ女”と呼んで気味悪がっていた。出社したドリーンは、怒りっぽいセクハラ上司のゲイリー(マイケル・インペリオリ)に原稿のチェックの残業を頼まれるが、パソコンが故障し、誤って彼を感電させてしまう。ゲイリーに意地悪をされていたドリーンは、警察に連絡せず彼の死体を自分の家の地下室に運び込んでしまう。この事故でドリーンに何かが芽生え、残業時に文句を言ってきた女社長のヴァージニア(バーバラ・スコーヴァ)、食事を共にしたノラ、自宅にやってきたパソコン担当者、クッキーを売りに来た近所の子どもたちを次々に殺し、同様に自宅の地下室に運び込みソファに座らせた。ドリーンは子供の頃、わざと運転を誤らせ、交通事故で父を殺していたのだ。その事故で半身不随になった小うるさい母親と暮らしているが、母親はドリーンの死体コレクションにはまったく気がつかないまま死んでしまう。ドリーンは出社し、編集アシスタントのキム(モリー・リングウォルト)を殺そうとするが未遂に終わる。ドリーンを疑ったキムは警察に知らせるが、警察がドリーンの自宅に着いた時には、家は火で燃え盛っていた。自宅に火をつけ、身なりを変えたドリーンは、車で次の就職先へと急ぐのだった。

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