「【53年という長き時の流れを感じつつ、数十年振りに鑑賞した男の独白。】」男と女(1966) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【53年という長き時の流れを感じつつ、数十年振りに鑑賞した男の独白。】
数十年前に名画座で観た筈の映画。
しかし、記憶に残っているのは、アヌーク・エーメの美しさとフランシス・レイのテーマ曲のみ。
おかしい・・。
私がピエール・バルーを好んで聴いたのは(とりわけ、高橋幸宏、坂本龍一、加藤和彦、鈴木慶一たちが参加した”ル・ポラン”)、この作品を観たからだ。
おかしい・・。
が、つい最近観た映画の”ル・マン耐久レース”のスタートシーンから薄ぼんやりと思い出す・・。
そして、アンヌから電報を貰い、モンテカルロから雨中レースカーで猛スピードで会いに行くシーンでのジャン・ルイのモノローグからはっきりと思い出す。
今作発表後、数十年経った当時でも、生意気な学生にとって、この映画は”イケて”たのだ・・。
友人たちと、”部屋を頼む・・”という言葉をどのタイミングで言うのが粋なのか語った事も思い出す。(今考えると赤面するが・・。)
<2020年1月28日 分かり易い理由でDVDにて再鑑賞>
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