「アリョン(阿隆)とアジン(阿貞)の恋人とも友達とも同僚ともつかない...」台北ストーリー ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
アリョン(阿隆)とアジン(阿貞)の恋人とも友達とも同僚ともつかない...
アリョン(阿隆)とアジン(阿貞)の恋人とも友達とも同僚ともつかない関係の、結構暗い雰囲気の大人の現実脱却物語。
同じ1947年生まれのエドワード・ヤンとホウ・シャオシェン。
監督作は多くないエドワード・ヤンの2作目となる長編作品。
主人公の男性アリョン役には製作と脚本も担当したヤンの盟友ホウ・シャオシェン。
もう一人の主人公の女性アジン役に当時のエドワード・ヤンの妻であった人気歌手ツァイ・チン。
2人は幼なじみでアメリカへの移住を考えている。過去の栄光にしがみつく男(元野球のエース)と過去から逃れようとする女(元キャリアウーマン)、そして彼らを取り巻く人々の姿が、経済成長の中で変貌する80年代の台北を舞台に描かれる。
「結婚は万能薬ではない」
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