「感動できる設定になっていない」オールウェイズ MUNEKIさんの映画レビュー(感想・評価)
感動できる設定になっていない
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主役のピートが死んで、その後の行動は虚しいだけに感じました。若手への指導や彼女への愛情(未練)が描かれてますが、感動できません。
気になったのは下記です。
・彼女が訓練所へ引っ越してきた理由がよく分からない。
アルに説得されたようだが、訓練所に住んでることに違和感があります。
元々、消防飛行士になると言ってピートに反対されてます。しかし、同じパイロットの仕事をして、より彼のことを知りたいと飛行士の訓練に来た設定なら理解できます。
・ピートの能力
脳に直接語りかけることにより、操縦のコツを掴むのでしょうか?どのように影響しているのか分かりづらく、これでは指導する難しさや若手の成長の過程が描けないです。
・ドリンダが何故勝手に飛行機に乗り込むのか理解できない。これでは消化に成功しても感動できません。
まずは、危険が大きくピートぐらいの天才でないと無事には帰れない設定にして、他の誰も行きたがらない状況を作った方が良いです。その上でドリンダが志願するが、アルには止められる。反対を押し切って乗り込むなら感情移入できそうです。
・湖面に不時着でピートが助けるが感動できない。
天使から、もしドリンダが死んだら、こちらの世界で一緒にいさせてあげると誘惑されていれば、行動に選択肢ができて助ける意味が出来たかも。
以上
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