「私の母について」オール・アバウト・マイ・マザー ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
私の母について
私は世界中に存在するアルモドバルの娘であり、マヌエラ達の娘であり、全世界の娘であり、そして母親でもあるのだ。
母である以上、どんな子供に対しても無関係でいられるはずはないし、どんな子供であるかを虚栄心で望むことはできない。どんな子供でも、子供は子供である。
母になるには、性別も血縁も関係ない。差別や偏見に向き合い、育て愛すること。母についての全ては、単純にこれだけである。そして、母になるにはこれが全てである。
LGBTでも、男性でも、子供が居ない女性でも、子供を亡くした女性でも。全ての人達へ。愛を込めて。
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