「ジェーン・カンピオンを何度でも好きになってしまう」エンジェル・アット・マイ・テーブル JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェーン・カンピオンを何度でも好きになってしまう
女性の半生、
つまり性を知って、生理が始まり、
妊娠して、中絶するまでが刻々と描かれている。
さらには、精神病院のありのままを
これはやや情緒的に描いている。
社会がいかに酷いかを思い知るよね。
しかし、本作はずっとずっと
主人公に寄り添っていて、それはまた、
我々に寄り添っている事とも同等となる。
もうさ、父親のお金盗んで
我が物顔でクラスメイトにチューイングガム配る姿に
自分を重ねちゃったら、この映画の虜になってるよね。
子供自体のパート1に比べて、
パート2が本当に辛い。
子供心を持ったまま大人になるのが
いかにキツイかを描いてる。
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