エル・マリアッチのレビュー・感想・評価
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超大作 = 良い映画とは限らない
一杯やりながら観るにはピッタリな作品
【”メキシコの街に現れた、黒い服とギターケースを持った二人の男。”マリアッチのギターの音色も印象的なメキシコギャングを描いた、ロバート・ロドリゲスの名を挙げた作品。】
ー メキシコギャングの人間の皮を被った非道な姿は、コーマック・マッカーシー著作の”血と暴力の国”を代表とした数作で描かれている。
映画で言えば、「ノー・カントリー」や、「悪の法則」で、その様は描かれている。ー
◆感想
・”マリアッチ”と言う、メキシコ独自の楽曲を奏でる男と、ギャング集団のドン、モコとその手下と思われる獄中にあったアズールとの“人間違い”が起こした事件を、シンプルに描いている。
シンプル・イズ・ザ・ベストを地で行く作品である。
・モコの情婦でありながら、マリアッチを匿う、バー経営を任されたドミノの存在が今作に華を持たせている。
その哀しき最期にも・・。
<今作をきっかけに、ロバート・ロドリゲス監督はその名を上げ、続編が作られたようであるが、その理由が良く分かる、シンプル・イズ・ザ・ベストの典型的な作品である。>
とばっちり
ロバート・ロドリゲスが自費7000ドルで作ったインディーズ映画。...
ロバート・ロドリゲスが自費7000ドルで作ったインディーズ映画。『デスペラード』の面白さによってどうしても見たかったのに、レンタルビデオ店には置いてない・・・ようやくwowowで放映してくれた。
普通に観ても面白いのだけれど、やはりロドリゲスの原点を探れるとなると尚楽しい。コミカルな小物や電話のプッシュボタン押しが早いホテルのおっさんがいい。
『デスペラード』を改めて確認すると、マリアッチがどうして殺しの道に入ったのかわかる序章のようなものだけど、左手の甲を撃ち抜かれたためギターを断念せざるをえなかったんだろうなぁ。アントニオ・バンデラスによって、ちゃんと大事なシーンをリメイクしているし・・・
雰囲気を楽しめる映画。
ロドリゲスのはじまり
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