栄光何するものぞのレビュー・感想・評価
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小さいながら強くてかなりイカれているが任務に忠実な指揮官ジェームズ・ギャグニー主演の米国海兵隊映画
ジョン・フォード監督による1952年製作のアメリカ映画、原題:What Price Glory、配給:20世紀フォックス日本支社、劇場公開日:1953年5月1日
第一次大戦に参加した米国海兵隊が描かれており、指揮官中尉役ジェームズ・キャグニー及び軍曹役ダン・デイリーが主役で、その2人に好かれるフランス娘役がコリンヌ・カルベ。
ジェームズ・ギャグニーを見るのは初めてだが、レオナルド・ディカプリオに姿かたちに表情、さらに演技などまで、相当に似ていて驚かされた。ディカプリオさん、実はギャグニーの演技を相当に研究しているのだろうか?
ドイツ将校を生捕ったら部隊ごと長期休暇と上官に言われていたが、いざ達成しても次々と任務を下される様が、何ともリアルな軍隊ぽい。コリンヌとの結婚をめぐり、除隊前提でコミカルだが壮絶に争う2人だが、いざ戦闘命令が出ると、女のことは放置し条件反射の様に戦地に向かって行進する様が、米軍の(理想的な)兵士らしく、且つジョン・フォード監督映画に登場する男らしいか。
滞在中の村の美しい仏女子高生マリサ・パバン(際立つ様に美しく可憐)に恋する若き二等兵ロバート・ワグナーが、ドイツ将校生捕に成功したものの、その後あっさりと戦死してしまうのが、戦争の現実である過酷さを表現していた。
監督ジョン・フォード、脚色フィービー・エフロン 、ヘンリー・エフロン、原作マックスウェル・アンダーソン 、ローレンス・ストーリングス、製作ソル・C・シーゲル、撮影ジョー・マクドナルド、美術ライル・ウィーラー 、ジョージ・W・デイヴィス 、レオナード・ドス、音楽監督アルフレッド・ニューマン、歌ジェイ・リヴィングストン 、レイ・エバンス、
編集ドロシー・スペンサー。
出演
ジェームズ・キャグニーCaptain Flagg、コリンヌ・カルベCharmaine、ダン・デイリーSergeant Quirt、ウィリアム・デマレストCorporal_Kiper、クレイグ・ヒルLt._Aldrich、ロバート・ワグナーLewisohn、マリサ・パバンNicole、マックス・ショウォルターLt._Moore、ジェームズ・グリーソンGeneral Cokeley、ウォーリー・ヴァーノンLipinsky、アンリ・レトンダルCognac_Pete、フレッド・リビーLt._Schmidt、レイ・ハイクMulcahy、ポール・フィックスGowdy、ジェームズ・オハラYoung Soldier、ヘンリー・モーガンMoran、ジャク・ペニックFerguson、アン・コディーNu、トム・タイラーCaptain Davis、ルイ・アルバーニGrand Uncle、シーン・マックローリーLt._Austin、Dan BorzageGilbert、ウィリアム・ヘンリーHolsen、ヘンリー・クキーCampany CookHenry Kulky、スタンリー・ジョンソンLt._Cunningham、バリー・ノートンPriest、アルフレッド・ザイスラーGerman Colonel。
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