「魔物なのは女ではなく…」映画に愛をこめて アメリカの夜 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0魔物なのは女ではなく…

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

知的

映画の裏側。
単純にその一言だけで、胸ときめいてしまうわけですが実際に何カットか連続ではさまれる映像だけでジーンとしてしまうのはなんなんでしょう。

そうはいっても感動巨編!てわけではなくって。よくもまあと言いたくなるキャラ濃ゆいというか一クセも二クセもある人たちばかり。
そんな人たちが一つ場所に集まってるのだからスムーズに進むわけがナイ。
随所にエスプリも効いて。ああ、おフランス。一緒に観ていた家族は「なんて嫌な人たちだ」と途中で観るのをやめてしまった。潔癖な人には合わないみたい。

女に振り回された人が、作品中で女は魔物?と聞いて歩く。

この人々って絶対普通に学校の一学級ならまとまらないと思う。
それほどに困った人たちが映画をつくる!という一点のために集まって力を合わせるわけであって、実は魔物なのは女というよりそこまで人々を魅了する映画なのではないのかな~と思ったりしました。

こまめぞう