ウエストワールドのレビュー・感想・評価
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子供騙しの映画。その騙された世代だけど、僕はたまたま見なかった…アイザック・アシモフのロボット三原則を無視した娯楽施設は作られる訳が無い。それを知った原作者は、次は恐竜にした。
高校一年か二年の時、封切りで見ようと楽しみにしていたが、オリビア・ハッセーが出ている『失われた地平線』と言うミュージカルを見に行ったと記憶している。今日初めて見る。僕の選択は間違っていなかった。白人の中産階級の為の『自慰行為の遊園地』と言った所。ロボット(南極2号)一台に五人くらい人が従事しているが、本物の人間が演じた方が良いと、何故気付かないか。これで1000ドルでは絶対に採算が合わない。全く出鱈目な子供騙しね話。後にこの映画を真似して、色々な映画が登場するが、所詮、作られたディストピア。今は思いつかないが(ディストピアと言えばタイムマシンでした)、この映画が真似をした話はあるはずで、元祖とは言えない。
しかし、バーチャル世界とか、古今東西みんな好きだね〜〜。僕も『竜とそばかす姫』とか好きだが!バーチャル世界自体は、全く好きになれない。自然の中を自分の足で歩いて、ゆるゆるしながらも、一人で星を見ながら、キャンブでもしたい。プラネタリウムは好きだが、肉眼で見る天の川は素晴らしい。(返してくれ視力!)
追伸 肉眼でエリザベス女王見たことあるよ。手を降っていた。
追追伸 硫酸とか硝酸が簡単に手に入るが、毒物、劇物取締法[1,950年]があって、保管庫に入れて置かなければならない。アメリカは良いのかなぁ。
地の果てまで
西部劇がモチーフのレジャーランドに配置されたロボットたちが反逆する、という物語の筋はあらかじめ知っていたのでそれ以上のものを期待していなかったが、そこそこ楽しめた。
西部劇の世界でのできごとが主軸ではあるものの、その隣に併設された中世ヨーロッパや帝政ローマの世界でのできごとが傍流となってロボット反逆の恐怖をいっそう際立たせていた。
終盤にはガンマンのロボット(ユル・ブリンガー)と主人公の追走劇が繰り広げられる。ガンマンのロボットが西部劇の世界を易々と飛び越え、中世やローマの街々、最後にはレジャーランドの管制室の隅へと主人公を追い詰めていく一連の展開にはかなり緊迫感がある。
主人公は機知をはたらかせ、遂にガンマンのロボットを焼却することに成功するのだが、ロボットは最期の瞬間まで主人公を殺そうとし続ける。『ターミネーター』に出てくる人型ロボットの不気味なアトモスフィアはここに源流を持つのかもしれないと思った。
The best amusement in the world. 元祖だ‼️
ドラマ版の「ウエスト・ワールド」を観たので本家1973年版も鑑賞してみたのですが・・・これはドラマ版の圧勝でしたね。
でもこのアイデアを50年近く前にやっているってのがスゴいと思いました。当時はさぞかし画期的だった事でしょう。原作者のマイケル・クライトンが監督までやってますし、その後の「ジュラシック・パーク」は本作の発展系ですね。何処までも追いかけてくるロボットはその後の「ターミネーター」を彷彿させます。今に至る映画のアイデアはここから始まっていたのですね。
正直観るなら本作よりドラマ版の方がよっぽど楽しめますが、その後の数々の作品に影響を与えたのは間違いない作品でした。
マイケル・クライトン脚本・監督作品とは!
有名なSF映画ですが、見てませんでした。まるでブレードランナーか、シュワちゃんか、ってところですね。人間との区別がつかないほどの精巧なロボットは多分作ることはできないとは思いますが、これって人類の夢なのでしょう。
ユル・ブリンナーって意外と小さい人だったということにこの映画を観ていて気付きました。以前「追想」を見たときは気付かなかったので、イングリット・バーグマンと二人の場面は身長差が出ないようにしたのでしょうね。ネットで調べたらバーグマン:175cm, ユル・ブリンナー:173cm。
ほかの人も指摘していますが、この映画の終盤、ユル・ブリンナーがまんまと酸を掛けられてしまうところ、このロボットは馬や人間の足跡も追跡できるし、熱センサー機能がついているから、あの隠れ方だったら、事前に察知できたはず。なのに酸をかけられてしまう。しかし、さらに、酸をかけられてもこのロボットに影響なく、そのあとも問題なく追いかけてくるところ。あのメカニックのアドバイスはなんだったのか??そもそも、このロボットになぜそんな性能が必要だったのか?という疑問。この娯楽世界のロボットには必要のない性能だし、しかもかなり高価な部類になるのでは??シュワちゃんのように強い相手でないと緊迫感はでないけど(そもそもこの弁護士、二日酔いのはずなのに逃げまくってすごい距離を走ったり、対決したりでそこも??)。
禁断のテーマパーク
後のターミネーターやジュラシックパークに繋がる突飛な名作。
まさかT-800のシュワちゃん以前にGM406のユール・ブリンナ―が居たとは驚いた。
ユニバーサル・スタジオ・ツワーに毛の生えた程度かと思っていたらアンドロイドが演じる未来のテーマパーク、マフィアが作ったのだろうか法外な料金で現実世界では許されない不道徳の限りが味わえる。
西部劇で反乱を起こすならインディアンロボットだと思うがリアル過ぎて問題なのでやられ役の暴走、復讐めいた話にしたのでしょう。ユールブリンナ―は「荒野の七人」のパロディでしょうが良く出たものです、余程お金に困っていたのでしょう。
今、観ればB級SFなのでしょうが当時としては画期的なチャレンジだったことが伺えます。
ターミネーターの元ネタ!
これが元ネタだったんだと思う
ターミネーターみたいにめちゃくちゃ強いユルブリンナーが主人公を殺しに付け回す
ラストシーンで火達磨にしてやっつけたと思ったら、スケルトンになっても向かってくる
ロボットは金属の中身に有機物の皮膚をかぶせている
ロボットがカメラ画像でどう見えているかをロボット視点で見せる
基本的な部分は殆どこの映画で出て来てる
今まで全く気付かなかった
ターミネーターのファンは絶対観るべき
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