「【”ゴー・ウェスト。そして、哀し気なハーモニカの音色の意味するモノ。”練り込まれた脚本と、主要キャラクターのキャラ立ちも良き豊饒な西部劇。エンニオ・モリコーネの印象的なメインテーマも良き作品である。】」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ゴー・ウェスト。そして、哀し気なハーモニカの音色の意味するモノ。”練り込まれた脚本と、主要キャラクターのキャラ立ちも良き豊饒な西部劇。エンニオ・モリコーネの印象的なメインテーマも良き作品である。】
ー いやあ、面白かったなあ、今作。何時か、映画館の大スクリーンで観たいモノである。
観る機会が訪れるかなあ・・。-
<メインキャスト>
1.悪逆非道なフランク(ヘンリー・フォンダ)
2.壮大な夢を抱いていた男マクベインと結婚した元娼婦ジル(クラウディア・カルディナーレ)
3.少し憎めない強盗団のボス、シャイアン(ジェイソン・ロバーズ)
4.個人的に一番格好良いと思った、ニヒルだが哀しき過去を持つハーモニカ(チャールズ・ブロンソン)
■今作は、西部開拓期を舞台に、上記4名の主要キャストの思惑が絡んだ、不思議なテイストのエンニオ・モリコーネのメインテーマを背景に描かれる、豊穣且つ壮大な西部劇である。
◆感想
・ヘンリー・フォンダが良く、悪逆非道なフランク役を引き受けたなあ。
・シャイアンが舐めて掛かった身体が不自由な鉄道王、モートンに撃たれていたとは・・。
で、ハーモニカに今際の際に言った言葉”相手にするなら、一発で仕留める奴にしろよ・・。”
・チャールズ・ブロンソン演じるニヒルなハーモニカの音色が哀し気な理由が分かる、フランクと対峙するシーンも良い。
<セルジオ・レオーネ監督が、マカロニウエスタン製作時代のエンタメ性高き作風を投げ打って作り上げた、豊穣且つ壮大な西部劇。
エンニオ・モリコーネの軽やかだが、不思議な余韻を残すメインテーマも作品に彩りを与えている作品である。>
■先人の方々のレビューを拝読したが、皆様の映画知識の深さと愛情に驚きました。
マダマダダナア、オイラ・・。
NOBUさん
コメントをありがとうございます。
父は、特に、ジェンマとリーバン・クリフのファンでしたから
「怒りの荒野」が面白いと言ってました。
私も観ましたよ(笑)
師弟もので ラストは印象的でした。
「仕掛人 藤枝梅安」ご覧になられたようですね。
仕事人シリーズが好きで
テレビドラマは、再放送で観たり
今回、歌舞伎の愛之助さんも登場で
嬉しいのでした。私も観たいのですが
まだ、体調が良くなくて。。。
また、レビューをお待ちしていますね。
NOBUさん
共感をありがとうございます。
父が西部劇が好きでしたので
なんと、幼少の頃から
観ていたのでした(笑)
意味もわからず・・・
大人になり再鑑賞して
やはり、モリコーネ氏の映画音楽が最高です。
名シーンも語り継がれていますものね。
そういえば、先月公開された
モリコーネの映画もありましたね。
安静生活でしたので見逃してしまったのですが
機会があれば観たいです。
ブロンソンもカッコいいし
クラウディア・カルディナーレの
美しさが印象的でした。
NOBUさん、毎度です❗
この映画、劇場のスクリーンだと本当に迫力あります。
レオーネの構図がたまらなくシビレます❕
「荒野の用心棒」でレオーネが最も望んだ主演がヘンリー・フォンダでした。チャールズ・ブロンソンにもオファーしています。
ま、彼らのどちらかが「荒野の用心棒」に主演していたら、今日のクリント・イーストウッドはなかったかもしれませんけれど…