劇場公開日 1996年12月7日

「想像していたほどでは…」インデペンデンス・デイ TRINITY:The Righthanded Devilさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 想像していたほどでは…

2025年12月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

 全米で大ヒットし、オスカーも獲得(視覚効果賞)したSFアクション・ムービー。

 一方、本国でラジー賞にノミネートされたほか、日本では「独立記念日が世界共通だと思ってるのか」という批判や内容を酷評する一部のメディアも。
 監督があの『GODZILLA ゴジラ』(1998)の人だし、期待してないというより、かなりヒドい出来を想像してたけど、思ったほどのアホな映画ではなかった。

 アメリカでの公開時、クライマックスの場面では観客総立ちでUSAコールが鳴りやまなかったと聞いていたので、もっとMAGAの連中向けの映画かと思ったら、それほどでもない感じ。

 ありきたりなB級SF映画を寄せ集めたような展開や、科学的考証の欠如が非難の的となったんだろうが、個人的にはテーマやメッセージ性に汲むべき点はあったと思う反面、このプロットで監督がドイツ出身というのが何か引っかかる気も。

 主演はよくある名前のウィル・スミスと、チーズバーガー大好きジェフ・ゴールドブラム。

 ハリー・コニックJr.は例によってどうでもいいチョイ役がよく似合う(もちろん褒めてません)。
 見た目重視で演技力なんか期待されてなかったんだから、今さらだけど音楽活動に専念しろよと言いたい。
 彼も、彼の父親も、自分の娘も逮捕歴ありってどんな家庭環境なんだ?!

 空港の検査で未登録の拳銃の所持がバレて「プレゼントです」と言い訳したら裁判で情状酌量されて軽い処罰で済んだって、やっぱりアメリカ異常。

 BS日テレにて初視聴。

TRINITY:The Righthanded Devil