「超弩級の侵略」インデペンデンス・デイ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
超弩級の侵略
Blu-rayで7回目の鑑賞(吹替)。
もう何度も観た。だが全く飽きない。初めての鑑賞は確か4歳で、すでにゴジラ・シリーズのファンだったため特撮の魅力に目覚めていた私は、一気に本作の面白さに魅了されてしまった。
ローランド・エメリッヒ監督のお名前が自然と脳裏に刻まれた。後にハリウッド版の「ゴジラ」をつくると知った時、歓喜に震えたことをよく覚えている(その出来映えについては別の話)。
特撮ファン故に、どうしても真っ先に目が行ってしまうところがある。本作の醍醐味のひとつ、精緻なミニチュアによる特撮と当時最先端のVFXが融合したシーンの数々だ。弩級円盤の攻撃によって、大都市が一瞬にして業火に包まれてしまうスペクタクルは今観ても色褪せない迫力である。小型円盤群との空中戦もスピーディーで素晴らしい。
全編に溢れる「アメリカ万歳」なテンションも大好きである。大統領の演説がカッコ良過ぎて堪らない。闘志を奮い立たされるようで、大作戦に参加している錯覚に陥ることもしはしばだ。
全人類がひとつの目的のために団結し、勝利を勝ち取るために連携する姿に、言い知れぬ感動を覚えた。男子の琴線に触れる胸アツな展開である。現実もこうであればと思わずにいられない。
クライマックス、人類の「独立記念日」を勝ち取るための大攻勢に興奮度はMAXへ。テンションは時間が経つごとにどんどん上昇し「タコ野郎っ、帰って来たぞぉ!」で見事限界突破する。
アル中のおっさんの活躍がカッコいいし泣けて来るしで、感情がわけの分からないほどに高揚し、人類の勝利を目にして、歓喜に打ち震えることがすっかり本作を観る際の定番になっている。
[追記(2019/05/25)]
エクステンデッド版が放送されるなんて夢のようだった。フジテレビには感謝しかない。ケイスの次男が病気だったなんて思わなかった。
[鑑賞記録]
2017/??/??:Blu-ray(吹替)
2019/05/25:土曜プレミアム(エクステンデッド版)
2025/05/29:Amazon Prime Video(吹替)
2025/11/30:BS日テレ(字幕)
*修正(2025/11/30)
しゅうへいさん、共感有難うございます!この映画は圧倒的な特撮の素晴らしさ、登場人物たちの人間ドラマがちょうど良いバランスで描かれており、胸熱シーン満載、何度見ても色褪せないですね
かいりさん、コメントありがとうござい ます!
知らなかったです! 確かにあの演説を生で聴いたら、敬礼したくなるのも無理ありませんね(笑)
本作の大統領は抜群にカッコいいと思います!


