劇場公開日 1980年3月8日

「これがあるから『ブルースブラザース』がある!」1941 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0これがあるから『ブルースブラザース』がある!

2019年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 いきなり『JAWS』のセルフパロディでぶったまげる。何かやってくれるスピルバーグもコメディに挑戦してきたか!と当時は驚かされたものだ。

 三船敏郎艦長もはりきっているし、潜水艦にドイツ将校が乗っているのも面白い。「イ19」一隻だけでハリウッドを攻撃するなんて馬鹿馬鹿しい設定だけでもう満足。全体的には登場人物が多すぎるため、セクシー女優のナンシー・アレンも途中から影が薄くなってしまう。結局、ドタバタ劇のメインを飾るのはジョン・ベルーシだったし、この映画が『ブルースブラザース』に繋がると考えると価値ある一本だったのかもしれない。

 最後に海辺の家が転落する光景には口をあんぐりあけて、大笑いしてしまうほど、金をかけたコメディだったわけか。

kossy