「観客には不評だった、二人のコラボ」イタリア旅行 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
観客には不評だった、二人のコラボ
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ロッセリーニ監督の 「バーグマンの時代」と呼ばれる時期の作品
結婚生活での「言葉」を巡る トラブルが 監督と彼女の間にあったらしく、夫婦間、人種間(言葉の他に、文化も)の断絶、不理解を描いている
「皮膚感覚で解る」ことの 日常生活における重要さが、理解できる
最後は 異国のイタリアの地で、アメリカ人夫婦は愛
(理解できる相手)を再確認する
これは、この後 監督と破局したバーグマンが 再び、アメリカ映画界に復帰することの 暗喩だろうか?
この映画での 彼女は、人間味を感じさせるし、
相変わらず美しい
ただ、特別過ぎる
ロッセリーニの作風と ハリウッドの大スターは、
相性が悪いような気がする
この辺が、観客には不評で 評価が分かれる作品なのだろう (フランスでは ◎)
1950年結婚 (1954年作品)、1957年には 離婚してるから、二人共、早々と 失敗に気がついたのかも
バーグマンは 監督(イタリア男と才能)に恋しちゃったのね
監督の結婚(恋愛)履歴を 調べてみたら、女性とのお付き合いに 「空白」は無い
映画の中で、キャサリンの夫(サンダース)も それにチャレンジしてみるが、失敗
遺跡から 男女の骨が出土したり、妊婦や子供の数が多いことに キャサリン(バーグマン)は 感心してるが、この辺りの文化の違いも 実生活では問題だったのだろうか
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