劇場公開日 1987年10月3日

「兎に角、カッケー!!(笑)」アンタッチャブル 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0兎に角、カッケー!!(笑)

2021年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

2021年の「午前10時の映画祭11」でも鑑賞

タイトルロールに
ショーン・コネリーや、デ・ニーロの名前が出るともうワクワク!
デ・パルマとエンリオ・モリコーネの文字が観えた途端、絶好調!!

昔、観た時は超有名な階段シーンばかりが
強烈に印象に残ってましたが、
今回改めて観ると、まるで西部劇の様な馬で勢揃いのシーンや
冒頭のショッキングな少女のシーンなど、
結構忘れてたシーンもあって、ちゃんと観て良かった!

ショーン・コネリーは、確か007を降りて、2~3作目だったか、
「只者では無い、ジジイ」 キャラを確立した映画だったと思う。

ケビン・コスナーもアンディー・ガルシアも若くて凛々しく、
ショーン・コネリーに弄られて、アンディー・ガルシアが
メッチャ嬉しそう!(笑)

で、デ・ニーロは実に楽しそうにアル・カポネを演じ、
ケビン・コスナーは、前半、絵に描いたように
型にハマった良い奴を演じているけど、
この映画に関してはそれで良いんだと思います。
それが有るから、後半のある行為が活きてくる。

最近のアクション物に慣れてると若干、弾数が少ない銃撃戦も
デ・パルマならではの、スリラー要素が十分活かされているので
ハラハラドキドキのうちに観せてくれます。

白いスーツの殺し屋も、日本だと故成田三樹夫氏を連想させる様な
解りやすいキャラで如何にもなのが逆に楽しい!

衣装は、全盛期のアルマーニ!!堪りませんわ!!

難しい事を考えず「カッケー」にドップリ浸って観てください!

星のナターシャnova