劇場公開日 1996年5月18日

「誇り」アンカーウーマン ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 誇り

2025年10月19日
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公開時映画館、配信で再鑑賞

スターになるのだとTV業界に憧れ、マイアミのローカル局から報道の道に入り、駆け出しから実力派のベテランに成長する女性タリー(Mファイファー)の姿を描いた物語。
チームとしてテレビ局、恋人~夫となるウォーレン(Rレッドフォード)や先輩に倣うなど彼らの色に染まっていたのが垢抜けていき、自身の力を発揮し自立していく。

原題をカタカナ標記にしただけのタイトルと違い、「アンカーウーマン」とした邦題は良いと思った。現代なら単に「アンカー」だろうか?セリフでも「anchorperson」 と言ってたし、本来は女性に限定しないのだろうなー。
アンカーとアナウンサーの定義がそもそも違うと思うが、この作品を見てるとタレント化してる日本の女子アナが何だかな…と思えてくる。

Mファイファーはいつも美しくて見とれる。
レッドフォードはカッコいいが、この時で60歳。
年の差があるが、大人のカップル役で素敵だった。
ラストは緊迫する場面もあり、良い作品だった。

原題:UP CLOSE &PERSONAL
曲:セリーヌ・ディオンBecause you loved me

ふわり