「現代の落語者の末路」アルファヴィル 悠さんの映画レビュー(感想・評価)
現代の落語者の末路
自ら知る苦しみと悦びを放棄した人間の末路
ハリウッド映画だった……
ゴダールがまさかハリウッド映画を作るとは
勿論彼がヤワな映画を作るはずもなくかなり誇大妄想的な映画に仕上がっていた
低予算SF映画のお手本みたいな作品に感じた(ゴダールにしては予算がかかってる
直線とガラスの建築、人間味のない役者、途方もない大袈裟な設定、意味有りげな台詞
『時計じかけのオレンジ』が参考にしたそう
洗脳によって人間を改造する点は共通している
多分『2001年宇宙の旅』も影響を受けている
意外とアクションがしっかりしてた
カーチェイスのシーンはゴダール史上最もマトモなアクションシーンだったかな
追記:マルケルの『ラ・ジュテ』の影響ありそう
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