「目指せ、モンタレー!?」アリスの恋 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
目指せ、モンタレー!?
アリスの幼少場面、まるで往年のハリウッド黄金期かのような雰囲気とオープニング、画面いっぱいに覆われた赤色から不穏感漂う演出が印象的。
ハーヴェイ・カイテルの登場で流れる「I Will Always Love You」のオリジナルはカントリーでホイットニー・ヒューストンはカバーだった、にしても稀に見る最悪なクソ野郎を演じたハーヴェイ・カイテルに対して最高に優しくて渋味のある男を演じたクリス・クリストファーソンの好感度だけが爆上がり、そして男のコみたいなジョディ・フォスターの不良感!?
店が忙しくて回らない状態で身勝手過ぎる熟女ウェイター二人組にイライラしながら一人でテンパってるウェイターにもイライラする、何を根拠に歌手を目指すのか、アリスには同情や共感すら出来ない、最後まで冷たい視線で息子を含め、これからの人生は親子共々、デヴィッドを労れ、アリスと息子に呆れ果て見限ってしまう自業自得なバッドエンドを撮り直せないか??
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