劇場公開日 1966年8月19日

「鳴り物入り作品のはずだけど」アラベスク Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0鳴り物入り作品のはずだけど

2024年4月7日
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メガホンは巨匠、大スターの共演、音楽も名人。その割に面白くなかったのは、脚本かなあ。ソフィア・ローレンの役柄もスッキリせず、ラストもなんだかね。もっと人物像の検討が必要だった? かといって、ボンドガールみたいにはできないし、この作品の鬼門はこの配役だったかな。
当時ならメンツで客は呼べたかもだけど、ちょっと残念。マンシーニは自己主張がやりすぎだし、唯一の勝者はディオールかな。本作に限らず、この時代、有名デザイナーの衣装がいいね。

Bluetom2020