アメリカンブライド

劇場公開日:

解説

ヨーロッパ系アメリカ人同士の結婚と不倫の愛を描いた人間ドラマ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはフランチェスコ・カサッティ、製作はアウグスト・カミニート、監督は“Attention”(未)のジョヴァンニ・ソルダティ、監督の実父マリオ・ソルダーティの原作を元に、ジーノ・カポネ、ブライアン・フリーノ、ジョヴァンニが共同で脚色、撮影はロマノ・アルバーニ、音楽はジーノ・パオリが担当。出演はステファニア・サンドレッリ、ハーヴェイ・カイテルほか。

1989年製作/イタリア
原題または英題:The American Bride
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1990年6月16日

ストーリー

ニューヨーク大学で教えるイタリア人エドアルド・タルッチ(トミー・ベルグレン)はチェコ系アメリカ人のエディス・スラデク(トルーディ・スタイラー)と愛し合い、イタリアで結婚式を挙げる。二人はエディスの兄バクラフ(ハーヴェイ・カイテル)とその妻アンナ(ステファニア・サンドレッリ)と連れ立ってハネムーンを兼ねた旅行を楽しむ。新生活に入ったエドアルドだが、やがてアンナと深い関係に陥っていく。エディスは夫の振る舞いを不審に思いノイローゼにかかり、ついには別居となる。エドアルドとアンナはより深く愛し合うが、そんな折にエディスが脳腫瘍にかかり、既に末期症状であると分かる。アンナのことは黙って見ていたバクラフだったがエディスの残された人生を幸福にしてやりたいとエドアルドに訴え、エドアルドはアンナとの仲を精算する、やがて訪れたエディスの死。葬儀の日、エドアルドは教会でひとり佇むのだった。

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