劇場公開日 1974年12月21日

「今見ると評価が難しい」アメリカン・グラフィティ ケイさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0今見ると評価が難しい

2025年4月13日
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鑑賞方法:映画館

2025年3月、午前10時の映画祭14で見ました。
途中までは、今の時代に見ると何を受け取ったら良いのか、難しい作品だと感じました。
同じ高校に通った仲間の旅立ち前夜の一晩を、切り取っただけの物語。それぞれが難儀な一晩を過ごすものの、トラブルはなんとか片付いて、後になれば笑い話に変えられるはず。

小さな思い出話の映画。当時のカルチャーを感じたら良いのか?と思ったのですが、最後のテロップで衝撃を受け、この先で彼らを待ち受ける運命の重さを感じました。
この物語はアメリカが幸せだったひとときを切り出したものだったのか、と気がつきました。60年代前半に高校を卒業する彼らは、第二次世界大戦終結の頃に生まれ、朝鮮戦争を過ぎてベトナム戦争が過酷になる前を生きていたのですね。

続編のアメリカン・グラフィティ2に興味が湧きました。

ケイ
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