雨に唄えばのレビュー・感想・評価
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ミュージカルは苦手だったけど。
主役三人の圧倒的なダンス、ユニークな歌、華やかなダンサー達、これぞミュージカル!ミュージカルのわざとらしいノリはどうも苦手…な人でも、人間離れした、卓越したダンスに驚くでしよう。アメリカ映画の一番良い時代の空気を感じます。
ふーん
感性が腐ってるからなのか、時計じかけのオレンジを観た後だからなのか、とても退屈に感じた。
さすがに「雨に唄えば」のあのシーンは清々しかったけど。
そりゃこの時代に"Johnny B.Goode"なんて歌ったら みんなビックリしますね笑
愉しいことは映画の醍醐味
ジーン・ケリーの唄う名シーン! 存分に堪能させてもらいました! 街灯に飛び乗るその瞬間、画面に喜びが溢れていました! 語り継がれるべき名シーンだと思いました。
そして、何より、みんな芸達者ですね。それこそ、唄って踊れて演技もできる。それで映画って出来ちゃうじゃんって気がしました。こういう発想の映画は、残り続けて欲しいなって思います。
全体的には、ちょっと絵がうまくないかなぁ、なんて思いまして…名作だけど3.5点ってことでご勘弁を。
最高のミュージカル映画!
これを観て前向きになれない人はいないはず!数あるミュージカル映画の中でも特に明るく、事件の内容も暗すぎず、何と言ってもジーン・ケリーが雨の中歌う『雨に唄えば』は、映画史に残る名場面になりましたね!
色彩が鮮やかで、まるで異世界に迷い込んだかのような映像を楽しむことができるのも醍醐味です。それを支えるドナルド・オコナーは素晴らしいの一言です。彼の表情、動きを見るだけで自然と楽しくなります!いわゆる悪役というのも存在はしますが、まぁ憎めませんね。むしろ物語のバランスを上手く保っている気がします。
どこか悲しく、悪いイメージがある"雨"に対する考え方を覆した一本とも言えるでしょう。
雨の中で唄って踊って感情を表現
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 75
通常はミュージカルは不自然に感じて好きになれないのだが、「雨に唄えば」の場面は音楽の良さもあってなかなかいい。虚飾に彩られた厳しいエンターティメントの世界において、自分のみすぼらしい過去を嘘で固めて華やかなものとして紹介する自虐的な部分なども哀愁を帯びつつも少し可笑しい。娯楽産業の表と裏の顔の両面が皮肉もこめて面白く描かれていて、全体的に軽いのりで見られる。いい人とそうじゃない人がはっきりしていて、その人たちの結末がどうなるかも当時の物語の王道。
時代が求めた名作
言わずと知れたこのミュージカルの名作は、「幸せ」という言葉がピッタリなほど底無しに明るい。
たった40年たらずで大衆で最も人気のある芸術、娯楽となった映画にトーキーの到来、誰もが上を向いていた時代。
そして、この作品が作られた50年代、ハリウッドの黄金期の到来。
そんな時代には雨さえも楽しい。
まさに時代が求めた一作だ。
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