劇場公開日 1953年

「何度見ても楽しく美しい宝石の様な映画」雨に唄えば 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何度見ても楽しく美しい宝石の様な映画

2021年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
以前の投稿の削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」として
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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「午前10時の映画祭」で上映される度に毎回も観てるんだけど
何度観ても、飽きないし楽しいし映画館で観ないと勿体無い!!

ミュージカルはイマイチという人もいるようですが
これほどの歌とダンスを一生に一回も観ないなんて
なんと人生、お気の毒な〜〜(笑)
フィギアスケートとかシンクロナイズドスイミングを観る様に
一種のアスリートの演技として観てみると良いですよ

圧巻はジーン・ケリーと相棒のドナルド・オコナーが魅せる
まるでアクションのようなアクロバティックなダンスの数々!
ほとんどカット無し!!
今時のブレイクダンスとは違って
タップ、バレエやソシアルダンスの要素も詰まっているので
そのスキルの半端な無さ!
いや〜、今これができるダンサーがどのくらいいるだろう?

雨の中のダンスシーンが有名だけど
私が一番好きなのは、主人公ドンが新作映画に取り入れる
ブロードウエイメドレーの中のダンスシーン!

当時、ジーン・ケリーと並ぶ二大スターのフレッド・アステアとも
名コンビだったシド・チャリシーとともに、
ドレスの裾の長い長い真っ白なトレーンを風になびかせて踊る二人。
6メートル以上ありそうな長いトレーンが一瞬も床に触れることなく
風になびいている〜〜。
それは、かなりの風圧に耐えてのダンスシーンだから
ものすごく大変だと思うのですが、
ジーン・ケリーもシド・チャリシーも見事に踊りきる
超〜〜美しい〜

「ラ・ラ・ランド」の二人もそれなりに頑張って居たけれど
本家を観ちゃうと、正直、やっぱパロディーはパロディーよね(笑)

映画好きなら黄金期のハリウッドミュージカルの知識として
この映画「雨に歌えば」と
フレッド・アステアの「バンドワゴン」位は観ておきたいものです。

@もう一度観るなら?
「何度でも映画館で観たい!!できれば今度は爆音で!!」

星のナターシャnova