劇場公開日 1985年2月

「天才と天才ではなかった芸術家の遭遇の悲劇‼️」アマデウス 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0天才と天才ではなかった芸術家の遭遇の悲劇‼️

2023年7月16日
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楽しい

興奮

" 天才" 作曲家モーツアルトに嫉妬する "凡人" 作曲家サリエリの確執を、全編モーツアルトの楽曲による音楽的見せ場、サリエリの回想から入る物語構成、ミステリーの要素なども散りばめた一級の娯楽エンターテイメントです‼️サリエリを演じるF・マーリー・エイブラハムの名演もさることながら、見所はなんといってもトム・ハルスのモーツァルトのあの下卑た笑い声‼️楽聖としてのモーツァルトのイメージとはまったく逆の人物で、この人物の創造が映画を徹底的に面白いものにしています‼️サリエリにモーツアルトの才能の凄さを理解できる能力がなければ、宮廷音楽家として幸福に一生を終えることができたのに、そしてそのモーツアルトも生きている間は名声を得られず、不幸なまま一生を終える‼️お互い幸福ではなかった二人の人間としての運命について考えさせられます‼️

活動写真愛好家
マサシさんのコメント
2023年9月27日

共感します。いつも共感ありがとうございます。
当該作品は最初の曲と最後の曲が短調だった事を僕は感動しました。モーツァルトといえば、心がウキウキする音楽と思っていたのですが、僕が無知だった故、最初の曲を聞いて、どんな映画になるんだって思った事を思い出します。余り好きな監督ではないのですが、この映画は評価しています。勿論、自分の為にです。

マサシ