「映像と雰囲気は洒落ている」暗殺の森 タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)
映像と雰囲気は洒落ている
時折、意表をつく映像がパッと入ってきてその点は洒落ていていいと思った。 しかし ストーリーがあまりにも退屈すぎる。 退屈な ストーリーを演出するのが この映画の持ち味でいいところだとも思うが。主人公が自分を見失っているというか 自分の 迷子になってるという雰囲気にイタリア語のイントネーションがとても合ってると思うし。しかし、これだけ 退屈だとさすがにモたない。 ストーリーが程よく退屈ならばよかったのである。ある意味 さじ加減の非常に難しい演出法であり、 そのさじ加減を監督は間違えたと思った。もうちょっとだけ面白いところを狙って欲しかった。
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