「それは善悪ではない」暗殺の森 ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
それは善悪ではない
いやあ、すごいものを見た。個人の負った傷を修復しようとすることが、国家や思想・理念への同一化とそこからの決別に繫がるさまが、美しく描かれている。/個人の過ちに正当性を与えるのは誰なのか、権威に対する告発と、あまりにも脆弱な個という存在を描く。/きっと愛を探しに行くのね(私ではだめなのね)。
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いやあ、すごいものを見た。個人の負った傷を修復しようとすることが、国家や思想・理念への同一化とそこからの決別に繫がるさまが、美しく描かれている。/個人の過ちに正当性を与えるのは誰なのか、権威に対する告発と、あまりにも脆弱な個という存在を描く。/きっと愛を探しに行くのね(私ではだめなのね)。