アフリカン・ダンディー

劇場公開日:

解説

アフリカの架空都市で、自然を破壊する国連軍に立ち向かう男の姿をコミカルに描くブラック・コメディ。監督はデイヴィッド・リスター、製作はアンドレ・スコルツとカール・フィッシャー、エグゼクティヴ・プロデューサーはエドガー・ボールド、脚本はレオン・シュスターとポール・スラボロプッツィーが担当。

1991年製作/南アフリカ
原題または英題:Kwagga Strikes Back
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1992年6月20日

ストーリー

アフリカの架空都市、ナンバブエ。クワガ・ロバーツ(レオン・シュスター)と地元の人々は、のんびりと平和に暮らしていた。そこへある日、治安を名目に国連軍がやって来る。指揮官マッケイ(カール・ジョンソン)とその部下ザップマン(ビル・フリン)をはじめ兵士たちは、意味もなく動物を殺し、自然を破壊する。さらに、現地の人々から武器を没収し、それを拒んだクワガは、店を焼かれてしまう。そんな折り、スイスから、国連医療オフィサーのインゲ(ミッシェル・ベストビール)がやって来る。土地の人々の治療をしているうちに心を通い合わせるクワガとインゲ。一方、マッケイとザップマンは、ダイヤモンドの密輸を計画、さらに、クワガの兄ドゥーンを利用して牛泥棒を始めた。それを発見したインゲはつかまってしまうが、クワガは見事彼女を助け出し、ついに復讐を開始する。国連軍のメンバーは次々とクワガの冷酷なジョークの餌食となっていき、マッケイたちも、変装したクワガに悪事を暴かれ、懲らしめられる。一度は帰国を決めたインゲも、クワガの元に戻ってくるのだった。

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